目黒駅前・再開発施設の概要決定-地上43階建ての複合施設へ

東急目黒線、都営三田線、地下鉄南北線が相互直通運転する目黒駅。写真は、年始より敷地内の調査・準備を進めている駅ビルに隣接する再開発地区。

東急目黒線、都営三田線、地下鉄南北線が相互直通運転する目黒駅。写真は、年始より敷地内の調査・準備を進めている駅ビルに隣接する再開発地区。

  • 0

  •  

 目黒駅前地区(品川区上大崎3)の再開発を計画している目黒駅前地区市街地再開発準備組合は、再開発施設の環境影響評価調査計画書を作成するために、年始より敷地内の調査・準備を進めている。

[広告]

 再開発のコンセプトは「樹齢と共に活きる街」。都心にありながら地域に開かれた「本物の森」をつくり、タワー型住宅とターミナル駅の利便性を生かした大規模な業務施設、商業施設を整備し、ゆとりある空間づくりを目指す。

 同組合は、業務・商業・住宅・駐車場の複合施設1棟と、住宅棟1棟から成る2棟の再開発施設を計画。低層部を一体化した上で、高層部がツインタワーの形状となる複合施設棟と、住宅棟で構成する。地下3階、地上43階建て。複合施設棟は、低層部に商業施設が入るほか、オフィスや住宅、駐車場を配置する。住宅個数は約700戸、駐車場台数は約630台を予定。総延べ面積は16万9,000平方メートル。

 基本設計は日本設計が担当し、環境アセスの策定業務は環境管理センターが担当する。事業協力者には、東京建物、第一生命保険、大成建設、竹中工務店の4社で構成する「MEGURO-LINKS(メグロ-リンクス)」が加わる。

 工事は2012年度に着工し、2015年度の完成を目指す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース