「なにわともあれジェネレーター製作委員会」は4月8日、パクトロス(港区高輪1)のサーバー提供によりテキスト入力のみでお笑い動画コンテンツを生成するウェブサービス「なにわともあれジェネレーター」を公開した。
「なにわともあれ」は、ビデオブログ「ショビショビンのズバズビ(以下ショビズバ)」に掲載中の関西風お笑い動画コンテンツ。管理人のジェット☆ダイスケさんが、3つのギャグを言う定型パターンが人気を呼び、iPodユーザーを中心に話題になった。ショビズバは、ブログのほか、動画共有サイト「YouTube」や「iTunes」で配信されている。現在、iTunes登録者数は7万人以上。
同ジェネレーターは、「なにわともあれ」の定型パターンをもとに、ユーザーがせりふを入力するだけで、自動的に音声付き動画を生成。同時に、生成された動画をユーザー自身のブログへ貼り付けられるタグが発行され、自分のネタを手軽に発信することができる。
「なにわともあれ」は、ジェット☆ダイスケさん本人がしゃべっているが、同ジェネレーターの文字音声変換は「api.satoru.net」のAPI「TEXT2VOICE」を利用。コミカルな声で「なにわともあれ」本編とのギャップが笑いを誘う仕上がりになっている。
ジェット☆ダイスケさんは「インターネット業界では、動画を使ったコンテンツの需要が高まっていると言われているが、動画撮影や編集をしているのは一部のユーザーで、ほとんどのユーザーが動画に対して敷居が高いと感じているのが実情。テキストを入力するだけで、自分のコンテンツができるお得感を楽しんでもらえれば。今後は、レスポンス速度やシステムのチューニングを調整していく予定」と話す。
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