大井町駅近くに、「博多かわ屋 大井町店」(品川区東大井5、TEL 03-6712-9852)がオープンして約3カ月がたった。
福岡に3店舗を構える同ブランドは2015年7月、東京初進出で西麻布エリアに店舗を構えていたが、12月に大井町に移転した。店舗面積は約21坪、席数は42席。
出店の経緯について、料理長の溝部祐次さんは「西麻布エリアへの出店で、かわ焼きの認知が高まった手応えを感じた。大井町は、地域のつながりを感じられる雰囲気が博多と似ており、ビジネスマンも住民も多い。この地域に根付いた店舗を目指していきたい」と話す。
同店の名物はかわ焼き。塩味を抑えた大井町店オリジナル特製ダレに鶏の首皮を巻き付けた串を1日1度漬け込み、火を通す工程を6日間行うという。余計な油と水分が落ち、カリッとした歯触りと、もっちりとした食感が特徴。ディナーのみ、1日300本限定で提供する。
ディナーメニューは、「かわ焼き5本盛り」(860円)や「古処鶏たたき2種盛合せ」(1,280円)、「牛たんサラダ」(620円)、「博多豚骨焼きそば」(580円)など。ランチメニューは、1日70食限定で「まぜそば」(850円)を用意する。
ドリンクメニューは、「生ビール(中ジョッキ)」や「ホッピーセット(白・黒)」、「白水(グラス)」(以上480円)、サワー各種(420円)など。客単価は3,500円(価格はランチメニューのみ税込み)。
「博多出身のお客さまにもご来店いただき、『おいしい』とお褒めの言葉をいただいた」と溝部さん。「フランチャイズ展開も視野に入れている。博多ならではグルメをさらに広めていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~14時(平日のみ)、17時~24時(日曜は23時まで)。