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白金商店街に和風カフェ「白金本気だんご」 南魚沼産コシヒカリ「玄米団子」主力に

手前から「明太しょう油マヨ」(180円)、「名古屋風みたらし」(150円)、「季節のあん(甘栗あん)」(160円)

手前から「明太しょう油マヨ」(180円)、「名古屋風みたらし」(150円)、「季節のあん(甘栗あん)」(160円)

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 白金商店街に9月9日、和風カフェ「白金本気だんご」(港区白金1、TEL 03-3441-8355)がオープンした。

店内の様子

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 店主の西邑あきさんは、これまで客室乗務員や美容サロンの経営を経験。白金エリアに住んで20年以上になるという。店舗面積は約10坪、席数は13席。

 出店の経緯について、西邑さんは「美容サロンの経営権利を譲渡したタイミングで、何か新しいことを始めたいと思っていたところ、この物件に出合った。周辺はお茶ができるようなカフェが少ないと感じていたし、手作りできて老若男女に好まれるメニューは何か考え、団子を思いついた」と話す。

 同店は、日本最高級ランクの南魚沼産コシヒカリの玄米を使用。玄米は食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な上、上新粉を使った団子に比べて、風味豊かでパリッと仕上がり、子どもやお年寄りも喉につまりにくい食感になるという。

 「団子に使う材料を調べていたところ、名古屋市の米専門店の存在を知った。玄米を使った団子を販売しており、開業にあたってたくさんのアドバイスをもらった」(西邑さん)。

 メニューは、「京風みたらし」や「名古屋風みたらし」「ピリ辛醤油七味」(以上150円)、「いそべだんご」「北海道つぶあん」「特選黒ゴマあん」「はちみつ醤油グラノーラ」(以上160円)、「エスニックチーズ」「四川風ホットクリスピー」(以上180円)などを提供する。

 そのほか、「鶏だんごカレーセット」(団子1本・飲み物付き、925円)と「卵かけご飯」(漬物・お吸い物・団子1本付き、500円)、かき氷の「特製いちごミルク」(550円)なども。

 ドリンクメニューは、コーヒーやココア(以上300円~)や、「特選宇治抹茶」(400円)、「オーガニックレモネード」(350円)、「エビスビール」(500円)、「コロナビール」(600円)、サワー各種(450円)など(価格は全て税別)。

 「定番を抑えつつ、伝統を現代風にアレンジしたメニューを展開していきたい。小腹を満たすおやつやお酒に合うおつまみとして、まだまだ可能性のある食べ物だと思う」と西邑さん。「商店街を活気づけたいという思いもある。商店街発祥のお店として、いずれデパートやハワイなどに展開していけたらいいな」とほほ笑む。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜は18時まで、商品が無くなり次第終了)。祝日定休。

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