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西五反田に「一風堂スタンド」 立ち飲みスタイル、日本酒やクラフトビールも

生クラフトビール各種(680円)と本日の日本酒各種(500円)

生クラフトビール各種(680円)と本日の日本酒各種(500円)

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 五反田駅近くに11月1日、ラーメン店「一風堂 西五反田スタンド」(品川区西五反田1、TEL03-6421-7666)がオープンした。

左から「ハムカツ」(320円)、「牛肉レモン缶」(550円)、「パクチー辛豆腐」(350円)

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 立ち飲みもできるラーメン店として、2016年7月に浜松町スタンド(港区)をオープンした新業態の2号店。アルコールは、浜松町スタンドでも取り扱いのある日本酒に加え、新たにクラフトビールを取りそろえる。店舗面積は約17坪、席数は17席。立ち飲みスペースは最大25人ほどを収容する。

 出店の経緯について、広報グループの植草淳子さんは「一風堂は2008年にニューヨーク進出を果たし、現在は世界12カ国で展開している。日本酒を使ったカクテルを提供する海外店舗では、ウエイティングバーのように店を利用するお客さまが多かった。日本の文化を発信するだけでなく、海外の文化を持ち帰って取り入れることで、ラーメン店の楽しみ方の選択肢を増やせればと思い、新業態にチャレンジしている」と話す。

 日本酒は、博多住吉酒販(福岡県)が「モダンとクラシックの法則」を基準に選んだ「美田」「エクリュ」「松の司」(以上500円)などを提供する。店内には日本酒初心者でも銘柄を選びやすいように、日本酒味わいチャートを明記している。

 クラフトビールは、木内酒造(茨城県)が製造する生クラフトビール「常陸野ネスト ラガー」と「常陸野ネスト アンバーエール」(以上680円)を用意。「軽快な風味が特徴なラガーには『白丸元味』、風味豊かなアンバーエールには『赤丸新味』の組み合わせがお薦め」(植草さん)。

 おつまみメニューは、「唐揚げ棒(1本)」(190円)や「ハムカツ」(320円)、「やわらかタコ唐揚げ」(290円)を浜松町スタンドには無い新メニューとして追加したほか、「豆藤さんの厚揚げ」(220円)や「パクチー辛豆腐」(350円)なども用意する。

 ランチメニューは「白丸元味」(790円)や「赤丸新味」(850円)、「一風堂からか麺」(890円)、「水餃子(5個)」(280円)、「明太子ごはん」(300円)など。

 「お客さま同士の距離が近いこともあり、立ち飲みならではの活気がある。近くには日本酒やクラフトビールの専門店がある立地なので、お客さまに満足いただける自信のある銘柄を提供していきたい。種類も少しずつ増やしていく予定」と植草さん。「ブランド立ち上げ以来掲げている『女性が一人でも入れるラーメン店』の雰囲気づくりは、これからも大切にしていきたい。ラーメンとアルコールの掛け合わせで、味の広がりやラーメン店の新たな楽しみを見つけていただければ」とほほ笑む。

 営業時間は11時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。17時以降に席を取り外し、スタンドとして営業。平日のおつまみメニューの提供は17時~。日曜定休。

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