広域品川圏のニュースを扱うインターネットニュースサイト「品川経済新聞」(以下、品経)が4月19日、創刊10周年を迎えた。運営はコンテンツメーカーのノオト(品川区西五反田1)。
品川経済新聞編集長の宮脇淳さん(右)とシブヤ経済新聞編集長の西樹さん(左)
品経は2007年4月、「みんなの経済新聞ネットワーク」(本部=東京都渋谷区)の26番目の媒体として開設。1日1本ペースで記事を公開し、これまでに2800 本以上のニュースを配信した。
同日は、同社が運営するコワーキングスペース「CONTENTZ」(同)で、トーク&交流会「春の大感謝祭『品川経済新聞10周年の歩み・これからの品川』」を開催。これまで品経の取材を受けた人や読者、「みんなの経済新聞ネットワーク」関係者、同社スタッフなど56人が参加した。
乾杯後は、シブヤ経済新聞の西樹編集長と品経の宮脇淳編集長によるトークセッション。これまで掲載してきた記事を振り返りながら、これからの品川について語った。掲載した記事を基に作った「品経クイズ」では、正解者にプレゼントを進呈した。
同イベントの食事は、品経に掲載された近隣の居酒屋「食堂とだか」(西五反田1)のケータリングを用意。ドリンクは、セレクトショップ「158&Co.SPACE」(西五反田3)のコーヒーや品川の地ビール「品川縣(けん)ビール」を提供した。懇親会に入る前に、品経記者が作ったケーキで10周年を祝った。
宮脇編集長は「トークセッション用のスライドを作りながら10年間の足跡を振り返っていると、これまでに公開したハッピーニュース1本1本のエピソードを鮮明に思い出した。歴代記者はもちろん、取材を受けてくれた関係者や読者の皆さんに改めて感謝したい」と話す。「新駅開業やリニア中央新幹線で、品川エリアはより発展していくだろう。街の小さな変化を見逃さず、丁寧な取材に基づく記事をこれからも発信していければ」とも。