大崎広小路駅近く、山手通り沿いに5月15日、おにぎり専門店「三代目徳兵衛 五反田店」(品川区西五反田1、TEL 03-6417-3508)がオープンした。運営は、三代目徳兵衛(渋谷区)。
昨年9月に「渋谷ヒカリエ店」「秋葉原店」、今年1月に「宇田川町本店」をオープンした同ブランド。今回、4店舗目を品川区に初出店した。店舗面積は約15坪。席数は3席。
商品開発責任者の北林はる奈さんは「ビジネスマンが多いエリアへの出店を計画していた。クオリティーの高い『無添加』『手作り』のおにぎりを求めるニーズが高まってきていると感じている。食材や具材に妥協せず、自分たちが食べておいしいと納得したものだけを提供している」と話す。
同店は、米・食味分析鑑定コンクール国際大会で金賞受賞の「筑後平野 福岡みやま米」を使う。「全国数十種類の米を食べ比べたが、炊いた時から一回り大きくつややかな粒、印象に残る味と香りのバランスだった。そのほかにも、有明産のノリ、瀬戸内産の藻塩にもこだわり、魚介類は築地の仲卸から直接仕入れている」(北林さん)。
おにぎりメニューは、「バター醤油(しょうゆ)」「おかか」「昆布」(以上150円)や「紀州南高梅」(160円)、「明太子(めんたいこ)」「炙(あぶ)りたらこ」(以上180円)、「鮭(さけ)」「塩焼き鳥」(以上200円)、「海老(えび)天むす」(220円)など。さらに、「日替わりおにぎり弁当」(450円)を提供する。
サイドメニューは、「厚焼きたまご」(150円)、「きんぴらごぼう」「ポテトサラダ」(以上180円)、「唐揚げ」「豚汁」(以上200円)なども用意する。
「おにぎりだけでなく、総菜も全て店舗で手作りしているので、ぜひ召し上がってほしい」と北林さん。「想定していたビジネスマン以外に、地域住民の来店も多く驚いている。地域に好かれる店舗になると同時に、ゆくゆくは全国展開を目指したい」とほほ笑む。
営業時間は7時30分~17時(土曜・日曜・祝日は10時~)。