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五反田駅近くにファブスペース「IoTLAB」 3Dプリンターや3Dスキャナー用意

責任者の神谷雅史さん

責任者の神谷雅史さん

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 五反田駅東口近くに9月15日、ファブスペース「IoTLAB(アイ・オー・ティー・ラボ)」(品川区東五反田1、TEL 03-5422-8225)がオープンした。運営はIoTプロデュース事業やコンサルティング事業などを手掛けるCAMI&Co.(同)。

3Dプリンターなどが使用可能な作業スペース

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 ファブ(fab)スペースとは、3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作機器を利用できる施設のこと。同スペースのコンセプトは、「MAKE NEW WORLD with IoT」。自分自身の手で、世界を変えるサービスやプロダクトを開発してほしいという思いを込めたという。店舗面積は約40坪。

 オープンの経緯について、社長の神谷雅史さんは「オフィスを大崎から五反田に移転することになり、せっかくなら五反田周辺でものづくりに関わる人に貢献したいと思ったのがきっかけ。近年IoTが注目されているが、五反田にはファブスペースがまだなかったのも理由の一つ」と話す。

 利用できる工作機器は、レーザーカッター「MIRA5030」や高精度・高速3Dプリンターの「Ultimaker2+」、3Dスキャナーなど。はんだごてやテスターなどの工具が使える作業スペースと、商談やセミナーでも利用できる2つの会議室を併設する。作業スペースではイベント開催も想定し、最大25人まで収容可能だという。

 今後の展望について、神谷さんは「初心者からものづくり経験者まで参加できるイベントを開く予定。以前、3DCADを使ってスパナを設計し、3Dプリンターで出力する初心者向け講座を開催したところ、好評だった。IoTLABでも、そんな初心者向けの講座をどんどん行いたい」と意気込む。「当社はビジネスにIoTを活用したいという企業をサポートしている。すでにものづくりをしている人はもちろん、興味がある方にも気軽に来ていただけるようなスペースにしたい」とも。

 営業時間は10時~18時30分。基本料金は1時間800円(会員500円、学生300円)。機器の利用料は3Dプリンター・3Dスキャナー=各1時間2,000円(会員、学生1,000円)、レーザーカッター=10分500円(同400円)。会員登録料は1,000円(9月中は無料)。会議室のみの利用は1時間1,500円~(基本料金不要)。

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