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中延にデジタルファブリケーションの市民工房「at.Fab」-3Dプリンター用意

代表の濱中さん

代表の濱中さん

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 中延駅近くに11月14日、デジタルファブリケーションの市民工房「at.Fab(アト・ファブ)」(品川区中延4、TEL 03-6426-1967)がプレオープンした。坪数は6.5坪。

「at.Fab」に設置してある3Dプリンター、「Rostock MAX v2」

 運営は、オープンデザインの啓発活動を行うhamade.cc。同工房では、3Dプリンターやレーザーカッターを使用したものづくりを体験できる。

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 代表の濱中直樹さんは「通信技術の発達や3Dプリンターに代表される産業用機器のダウンサイジングに加え、オープンソース(ソフトウエアの設計図であるソースコードを無償で広く公開し、誰でも改良・再配布が行えること)を活用することで、同じデータを使いながらたくさんの人が自分らしさを取り入れたものづくりができるようになった。そういったことに参加できる人を増やしていければと思い、工房を開いた」と動機を話す。

 中延を拠点にした理由については、「もともと『ファブラボ関内』に携わっていたが、ファブラボジャパンの発起人、田中浩也さんの『一つの街に一つのファブラボをつくりたい』という考えに共感。自分が中延に20年以上住んでいることもあり、住まいの近くで活動を始めることにした」(濱中さん)。

 3Dプリンターは、アメリカのSeeMeCNC製の「Rostock MAX v2」を設置。デルタ型で3本のアームが上下に動き、樹脂を積み上げながら物を作る。「高さ25センチの大きなものが作れるのが特徴」という。樹脂素材のABSで作れるものに対応。レーザーカッターで取り扱う素材は、MDF(木質繊維の成型板)と紙、フェルトなど。

 今後について、濱中さんは「ワークショップを開催し、ものづくりに携わる人のネットワークをつくっていきたい」と意気込む。「路面で入りやすい雰囲気なので、気軽に足を運んでもらえれば」とも。

 プレオープン時間は、11時~18時。グランドオープンは11月22日。事前予約制。会員制で、登録料は1,000円。