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大井町に立ち飲みワインバー「ぴの」 地元ラーメン店主が隣に開業

代表の重盛朋美さん

代表の重盛朋美さん

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 大井町駅近くに8月15日、「Standing Wine Bar PINOT(ぴの)」(品川区東大井6、TEL 03-5479-5123)がオープンした。

「Standing Wine Bar PINOT」の外観

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 コンセプトは「薫製とワインのお店」。店舗面積は8坪。立ち飲みスタイルで、収容人数は約25人。

 代表の重盛朋海さんは大井町の出身。居酒屋などで経験を積んだ後、8年前にラーメン店「TOKYO 鶏そば TOMO」をオープンした。「地域住民や常連客との交流をさらに深められる場を作りたいと考えていた。ちょうどラーメン店の隣が空き店舗になることを知り、今回の開業に至った」と話す。

 主力メニューは自家製の薫製料理。「まぐろホホ肉の燻製」(600円)や「ラム肉の燻製」(750円)、「サンマとイワシの燻製」「アンチョビのおつまみPIZZA」「若鶏のセモリナ粉揚げ」(以上500円)などを用意する。

 ワインは、アメリカやオーストリア、南アフリカなど、比較的新しい生産国の「ニューワールドワイン」を中心にそろえる。ワイン初心者も楽しめるよう、低価格でも質が高いものを選んでいるという。

 メニューは、グラスになみなみ注ぐ「スパークリングワイン」(500円)、「自家製サングリア」(赤・白各600円)、「ピノ・ノワール」(グラス600円、ボトル3,500円)、「セニョリオ・デ・オルガス」(グラス380円)など。他のワインもグラス、デキャンタ、ボトルの3サイズから注文ができる。客単価は2,500円。

 「今後は薫製のバリエーションを増やしたい。新メニューとして今、カツオやたくあんの薫製を試している。季節の食材や少し変わったものもラインナップに加える予定」と重盛さん。「ラーメン店の常連さんなども含め、多くの方が来てくださっていて大変ありがたい。初めて来た方でもお話が合いそうなお客さまがいたらご紹介するなど、楽しく過ごしていただける工夫をしている。アットホームな空間なので、ワインを飲みたい時はぜひ気軽に立ち寄ってほしい」とほほ笑む。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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