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大井町にピエモンテ料理店「オステリア トゥットソーレ」 「トラットリア ヨシダ」のシェフも参画

「OSTERIA Tutto Sole(オステリア トゥットソーレ)」のシェフ・進藤純弘さん

「OSTERIA Tutto Sole(オステリア トゥットソーレ)」のシェフ・進藤純弘さん

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 大井町駅近くに7月3日、イタリアン「OSTERIA Tutto Sole(オステリア トゥットソーレ)」(品川区大井1、TEL 03-3777-8646)がオープンした。経営は田町にあるイタリアン「Ristorante La ciau(リストランテ ラ・チャウ)」(港区)などの飲食店を展開するラ・チャウ(同)。

「OSTERIA Tutto Sole(オステリア トゥットソーレ)」の内装

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 同所は「トラットリア ヨシダ」跡。シェフは「リストランテ ラ チャウ」の開業に携わった進藤純弘さんで、前店オーナーの吉田政國さんと同社のオーナーに親交があり、店を引き継ぐ形で譲り受けたという。店内の天井には2つの太陽のイラストがあり、どちらも吉田さんが描いたもの。店舗面積は約21坪、席数は約50席。

 進藤さんは新店の運営体制について、「吉田さんは相談役として店を支えてもらっている。これまで『トラットリアヨシダ』に通われていたお客さまをそのままつないでいただいているので、これからも地元に密着した店になれれば」と説明する。

 こだわりは、シェフの地元である北海道産の食材をメインに使ったピエモンテ料理。ピエモンテはイタリアの北西部に位置する州で、州都は2006年冬季オリンピックを開催したトリノ。北はアルプス連峰を境にスイスと、西はフランスと隣接している。ピエモンテは「山の麓」を意味し、トリュフやポルチーニなどの山の幸や牧畜業で作られたチーズ、イノシシや鹿などのジビエなどを使った郷土料理として知られる。

 ランチメニューは「大分県産しらすと4種のキノコのペペロンチーノ」「北海道産とうもろこしと小海老のラザニア トマトクリームソース」などのパスタに、ミニ前菜とドリンクが付いたパスタランチ(1,300円)。さらに、パスタに前菜盛り合わせとデザート盛り合わせ、ドリンクが付いた「Pranzo (プランゾ) A」(1,750円)など。

 ディナーコースは「Cana di Sole(ソーレ)」(5,600円)と「Cena d’amore(アモーレ)」(料理のみ=7,600円、グラスワイン3杯付き=9,000円)などを用意。メイン料理には「北海道十勝産処女牛イチボのタリアータ」(3,000円)や「北海道産鴨ムネ肉のロースト」(2,700円)などを提供する。ワインはピエモンテ産のワインを中心にそろえる(3,700円~)。席料は400円。ディナーの客単価は8,000円~1万円。

 進藤さんは「大井町には同業態の店が少ないと思う。デートや祝い事など、ちょっとした特別な日にお越しいただければ。ゆっくりと食事を楽しめる温かい空間にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~22時。日曜定休。

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