戸越公園駅近くにお好み焼き店「和 KAZU」(品川区戸越6、TEL 03-6426-6800)がオープンして1カ月がたった。運営は飲食事業を展開するハッピスト(品川区)。
戸越公園の駅前商店街通りに面した同店2フロアで営業し、1階は喫煙可のテーブル席、2階は20時まで禁煙の座敷席となっている。店舗面積は21坪、席数は26席。
店長の千明和也さんは、中目黒のお好み焼き店「八じゅう」(目黒区)で修業を積み同店のオープンにこぎ着けた。千明さんは「戸越公園は小さい時からよく訪れていて、自分にとってなじみのある街。近くに同じ業態の店がないことも出店の理由の一つ」と話す。
メニューは、関西風お好み焼き、広島風お好み焼き、もんじゃ焼きの3本柱。千明さんは「自分は粉ものが大好きなので、どれか一つではなく異なる種類のお好み焼きを楽しめる店にしたかった。特に広島風お好み焼きは、食材を広島から取り寄せるなど産地にもこだわった」とほほ笑む。
メニューは、関西風の「海鮮のお好み焼き」(1,300円)、広島風の「豚玉」(950円)、「まるごとカマンベールもんじゃ」(1,400円)など。このほか、「牛すじポン酢」(600円)、「広島菜キムチ」、「きゅうりの冷菜」(以上380円)などのおつまみメニューもそろえる。
ドリンクメニューは、「角ハイボール」(450円)、「生ビール(中)」、広島産レモンを使った「生レモネードサワー」(以上、550円)、日本酒「豪快(辛)」(650円)などを用意する(以上、税別)。
「オープンして間もないが、家族連れのお客さんが多く来てくれている。リピーターも増えてきた」と千明さん。「お好み焼きは気取らずに食べられる大衆料理。みんなが気楽に集まれるような、地元に愛される店になれれば」と笑顔を見せる。
営業時間は、平日=17時~24時、土曜・日曜=12時~24時。