五反田駅西口近くにイタリアン「パスタハウス エニ」(品川区西五反田2、TEL 03-6431-8118)がオープンして2カ月がたった。
場所は、ホテルマイステイズ五反田駅前の裏通りにあった喫茶店「珈琲家 喜太郎」跡。店内は木材とオレンジ色のアクセントクロスを使い、明るい雰囲気を演出したという。店舗面積は12坪、席数はカウンター8席、テーブル17席。
店長の樫山欽也さんと料理長の松橋喜幸さんが店を切り盛りする。樫山さんは海産物の卸売業や食品の移動販売を経て、松橋さんは和食料理を中心に17年間飲食店に勤め、開業に踏み切った。樫山さんが卸業者として松橋さんの飲食店に訪れたのが、2人の出会いのきっかけだという。
同店はシーフードビストロ「魚卵ハウス エニ」(千代田区)、イタリアン「クラブハウス エニ」(目黒区)、カジュアル割烹「和えに」(同)の姉妹店で、同ブランド4店舗目。店名の「エニ」は、エビとカニから1文字ずつ取ったもの。他店と同様、エビやカニなどの甲殻類をメインの食材に使い、同店では生パスタを使ったメニューを中心に提供する。
パスタ料理は「オマール海老のトマトクリームパスタ」(テール半身=1,450円、テール一尾=1,850円)や「どーんとオマール海老!! ジェノバパスタ」(1,850円)、「激辛!! ズワイガニのペペロンチーノ」(950円)、「ズワイガニのカニミソクリームパスタ」(1,050円)など。そのほか、一品料理として「ソフトシェルクラブのチリクラブ」(950円)なども用意する。
ドリンクメニューは、「自家製サングリア(赤・白)」(600円)や「ヴーヴ・クリコ イエローラベルブリュット」(ボトル=9,000円)など、ワインを幅広くそろえる。ウイスキー(400円~)、酎ハイ(450円~)、ソフトドリンク(300円~)も。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,500円。
「実際に食べ比べをして、納得した食材を仕入れている。ランチは季節のシーフードを使ったパスタがおすすめ。春にはハマグリを使ったメニューも提供していきたい」と松橋さん。樫山さんは「建物の外からはカウンター席しかないように見えるが、実は奥にテーブル席があり、12名までグループでの利用もできる。女子会の会場などでも活用してもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、11時30分~15時、17時~23時30分。