武蔵小山駅前ロータリーで4月22日、第7回「ムサコたけのこ祭り」が開催される。武蔵小山商店街連合会が開催する「ムサコフェス」の一環。後援は品川区、千葉県大多喜町、品川区商店街連合会、荏原第一連合町会。
武蔵小山駅のある荏原地区は、江戸時代からタケノコの産地として知られていたことから、タケノコによる町おこしを企画した。2012年に始まった同イベントは今年で7回目を迎える。
イベント当日は、大多喜町から借りた直径2メートル、深さ1メートルの巨大鍋(通称・忠勝鍋)を駅前ロータリーに設置。タケノコ汁約3000杯を無料で振る舞う。調理を担当するのは、武蔵小山出身で日本料理店「賛否両論」(渋谷区)のシェフ、笠原将弘さん。
会場では、10軒の屋台が並ぶ「ムサコマルシェ」を開催。大多喜町の掘り立てのタケノコや博水社(目黒区)のハイサワーなどを販売する。そのほか、小山台高校の学生らによるダンスパフォーマンスや「地元おやじバンド Gotapapa」による演奏、ゆるキャラグリーティング(12時30分~・14時~)なども。
ムサコフェス実行委員長の中村高一さんは「7回目はラッキーセブンと縁起がよく、一つの節目ともいえる。これまでイベントを続けてこられたのも、大多喜町さんの協力と皆さまの応援があってこそ。これからも武蔵小山の代表的なイベントとして地元を盛り上げていきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。タケノコ汁の配布は12時30分から。