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旗の台に大衆割烹「麻布しき」 鹿児島県産ウナギを毎日仕入れ

鹿児島県産のウナギを使った「うな重」(4,500円)

鹿児島県産のウナギを使った「うな重」(4,500円)

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 旗の台駅近くに大衆割烹(かっぽう)「麻布しき」(品川区旗の台3、TEL 03-6338-3657)がオープンして1カ月がたった。

「麻布しき」店内

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 店主は大田区上池台出身の齊藤桂太さんで、料理人歴15年以上。齊藤さんの家族が切り盛りする割烹「しき」(港区)の2号店で、「いこい鮨(すし)」跡を居抜きで改装した。

 外観は黒を基調とし、格子を付けることで遊郭をイメージ。内装は白と黒をメインカラーに、木目調のカウンターと赤のれんを配置し、落ち着いた雰囲気を演出した。店舗面積は16.8坪、席数はテーブル12席、カウンター12席。

 コンセプトは「うなぎが楽しめる大衆割烹」。斎藤さんは「その日仕入れた新鮮なウナギを出している。多くの人に楽しんでいただけるよう、単品メニューにも力を入れた」と話す。

 料理には四季折々の食材を用い、日替わりのメニューを提供する。グランドメニューは、330グラムの鹿児島県産ウナギを使った「うな重(肝吸い・おしんこ付き)」や山口県下関のフグを使った「ふぐ刺し」(要予約・以上4,500円)、大山鶏の「若鶏のうまから揚げ」、牛の第2胃袋の「ガツ刺し」(800円)、「ハスのきんぴら」(620円)など。

 ドリンクは、ハイボールやジン、日本酒など47種類を取りそろえる。「グリーンハイボール」(650円)や「サントリー知多 風香るハイボール」(700円)、国産クラフトジン「六ソーダ生姜(しょうが)」や「六わさび」、日本酒「八海山 本醸造」(以上800円)、「銀盤 純米大吟醸」(900円)、「久保田万寿 純米大吟醸」(2,500円)など。客単価は6,000円

 「店内には喫煙室を設け、子どもにも安心の店作りを意識した」と齊藤さん。「下町の風情が感じられる、アットホームな店を目指している。地元出身で話し好きなので、食事をしながらでもお声掛けいただければ」とほほ笑む。

 営業時間は17時~24時。

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