品川プリンスホテル(港区高輪4)内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」前のいちょう坂で8月27日、残暑見舞いの打ち水イベントにケープペンギンが駆け付けた。
同イベントは、都内各所で行われた「打ち水日和~江戸の知恵・東京のおもてなし~」キャンペーンの一環。「打ち水が東京のおもてなしとして定着すること」を目指す東京都環境局の方針に、アクアパーク品川が賛同して行われた。
イベント当日は、7月に同館に着任した藤森純一館長とペンギンのトレーナーが浴衣姿で登場し、来場者と打ち水を行った。最高気温35度の猛暑日の中、打ち水で表面温度が下がった道路を2羽のペンギンが歩行。風鈴を鳴らすペンギンのパフォーマンスを見ながら、来場者はつかの間の涼を楽しんだ。
同館を運営する横浜八景島(神奈川県)の広報・山田亜希子さんは、「これまでの打ち水イベントではアシカに協力してもらっていた。今回は趣向を変え、比較的温暖な地域に生息するケープペンギンを選んだ。愛くるしい姿を楽しんでもらえたのではないだろうか」と話す。
アクアパーク品川では9月9日まで、夏のイベント「花火アクアリウム BY NAKED」を実施中。開館時間は10時~22時。入館料は、大人=2,200円、小中学生=1,200円、幼児(4歳以上)=700円。