京浜急行電鉄(東京都港区)は9月21日、創立120周年事業として新しい駅名の募集を始めた。
駅と駅前広場のリニューアルをする産業道路駅の駅名公募に伴うもの。泉岳寺駅を除く72駅の新しい駅名を募る。品川広域圏で駅名の変更対象となるのは、北品川駅、新馬場駅、青物横丁駅、立会川駅、大森海岸駅の5駅。品川駅は他社線との乗り換え最寄り駅のため、鮫洲駅は公共施設、神社仏閣、歴史的史跡の最寄り駅として認知されているため対象外とした。名称変更は駅全てではなく、数駅を予定しているという。
応募資格は、京急沿線在住の小・中学生に限定した。同社広報の澁谷希さんによると「次世代を担う小中学生が、それぞれのエリアに対してどのようなイメージを抱いているのかを知りたい」という思いから。「沿線の活性化につながる企画になれば」と話す。
応募はウェブサイトもしくは郵送(当日消印有効)から。採用の可否に関わらず、応募の中から抽選で120人に記念品を進呈する。募集期間は10月10日まで。駅名の変更は2019年春を予定。