コワーキングスペース&シェアオフィス「リブポート品川」(港区港南1、TEL 03-6810-3043)が品川駅近くにオープンして2カ月がたった。運営はリブリポート(港区浜松町2)。
左から「僕らのカフェ」の「週替わりA弁当」と「週替わりB弁当」、「パワーチキンサラダ」(奥)、「スーパーラテアートカプチーノ」
浜松町に次ぐ2店舗目。ブランドコンセプトは「人と人とを編む空間」。コンセプトに合わせて内装や家具、照明などに「編む」デザインに取り入れた。施設名はリバティ(自由)とポート(港)が由来。
施設面積は180坪。コワーキングスペースとシェアオフィススペースを用意。コワーキングスペースにはフリーアドレスとして利用できる112席。シェアオフィスには、1人用のブース=5室、2人用のブース=3室、プロジェクトなどで利用できるプロジェクトルーム=3室、ミーティングブース=6室、会議室=2室、仮眠スペースなどを備える。
利用客のターゲットは20代~40代。現在は30代の男性を中心に57人が利用しており、プライベート会員の1人用と2人用は1室ずつ空きがある(12月12日時点)。
料金は、コワーキング会員=2万円、1人用ブース=5万円、2人用ブース=7万5,000円、プロジェクトルーム会員=35万円。コワーキング会員以外は共益費=1万円~が必要。オプションで法人登記=5,000円を選べる(以上、月額・税別)。入会金はそれぞれの月額料金と同じ。会員外だが会議などで入室する場合は、1時間30分につき、550円(税込み)。
同フロアには「僕らのカフェ」(TEL 03-6712-8828)を同日開店。運営はFine Fast Foods&co.(港区)。「リブポート品川」会員以外も利用できる。テークアウトが基本だが、11時30分~14時、17時~20時は「リブポート品川」の利用者との交流もかねて、カフェの席を利用できる。
同社社長の伊藤ミナ子さんは「以前、私がシェアオフィスを利用したときに、スペース内で食べ物や飲み物が買えると便利だと感じた。カフェだけでなく弁当やミントなどがある小型売店『キヨスク』のような場所にしたかった」と話す。
ウェブから事前に注文とカード決済ができるため、待ち時間なく弁当が受け取れる。メニューは「週替わり弁当A」「週替わり弁当B」(以上840円)など20種類の弁当のほか、「パワーチキンサラダ」(780円)などサラダやデザートも販売する。「スーパーラテアートカプチーノ」(530円)など25種類の飲み物も。客単価は700円。
「品川駅近くで利便性に優れ、口コミで利用が広がっている」と話すコミュニティーマネージャーの高橋美帆さん。「利用者のビジネスにつながりが生まれるよう、架け橋のような存在になりたい」とほほ笑む。高橋さんは過去にバレーボール選手として活躍、現在はモデルとしてMiss Model of the World 2018 日本代表に選ばれるなどの経歴の持ち主。「経験を生かし、朝ヨガなどイベントも企画している。今後はさらに充実させたい」とも。
「リブポート品川」の営業時間は7時30分~23時。定休日は日曜・祝日。「僕らのカフェ」の営業時間は9時~14時、17時~20時。土曜・日曜・祝日定休。