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大崎ガーデンシティにコワーキングスペース「トンネル東京」 セガサミーHDオフィス内に

「オープンラウンジ」から見た「BIG GATE TUNNEL」の様子

「オープンラウンジ」から見た「BIG GATE TUNNEL」の様子

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 大崎ガーデンシティ(品川区西品川1)内に10月1日、コワーキングスペース「Tunnel Tokyo(トンネル東京)」がオープンした。運営はセガサミーホールディングス(同)。

「メンバーラウンジ」の様子

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 同スペースの狙いは、スタートアップ企業や個人起業家などの利用者同士、さらに同社の従業員との交流によって、新たなビジネスアイデア創出の場を作ること。今回、本社移転に伴い、初めて社内にスペースを設けた。

 スペース内は「オープンラウンジ」「会議室」「メンバーラウンジ」「テナントスペース」の4つがあり、「BIG GATE TUNNEL」がそれぞれをつないでいる。スペース全体の広さは434坪。

 会員は24時間利用でき、ドロップインでも利用可能。利用料金は、フリーデスク会員=1万5,000円、固定デスク会員=3万5,000~5万円、入会金=5,000円。ドロップイン利用は、1日=3,000円、17時以降=2,000円。利用年齢は13歳以上。

 目玉は、入り口近くのラウンジから「メンバーラウンジ」につながる「BIG GATE TUNNEL」。同社財務経理本部投資マネジメント部の清宮俊久さんは「トンネルのテーマは『未来へのジャーニー』。異世界感のある光るトンネルを抜ける中で気持ちを切り替えてほしい。逆に、トンネルを通って外に出る時には現実に戻るイメージでトンネル内が白く見えるよう工夫した」と話す。

 トンネル入り口周辺の「オープンラウンジ」には大型のLEDビジョンを設置し、さまざまなコンテンツを投影したり、セミナーやイベントのモニターとして使える。トンネルを抜けた先の「メンバーラウンジ」には、セガの森(長野県の南相木村)のカラマツを使ったテーブルやソファセット、バースペースを含め、約100席を用意。リラックスしつつ、仕事に集中できる空間を演出した。

 会議室は、スカイブルーやイエロー、レッド、ピンクなど8色の空間を用意。1時間2,500円から貸し出す。「テナントスペース」は企業単位でオフィス利用でき、すでに数社が入居しているという。スペースに隣接するコンビニや同社の社員食堂、ライブラリーへも入場できる。

 「あまり前例のないデザインのスペースだが、老若男女問わず、この世界観が好きな人たちが集まる場になるとうれしい」と清宮さん。「生きるために必要な行動以外の全てが、エンターテインメントと考えている。新しい技術の実験の場にもしていきたい。新しいエンタメに興味がある人は、ぜひ気軽に利用してほしい」とほほ笑む。

 営業時間は9時~20時45分。会員は24時間利用可。

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