オーガニックショップ「regalo(レガロ)」(港区芝浦2、TEL03-6435-0439)が愛育病院(港区芝浦1)近くにオープンして3カ月がたった。運営はONE(目黒区)。
オーナーは宮田亮さん、直子さん夫妻。開店の経緯について、店主の直子さんは「子どもの誕生をきっかけに、安心して使えるオーガニック製品に興味を持った」と話す。別の場所でオーガニックショップをテスト出店し、手応えを感じたことから開店に踏み切った。
コンセプトは「上質、おもてなし、癒やし、つながり」。「人にはもちろん、環境にも優しい上質なアイテムを提供することで、贈る側も、もらう側も、地球にもうれしい場所でありたい」と直子さん。
店内には観葉植物やソファを置き、内装はブラウン、白、緑を基調にコーディネートした。親子連れでも気軽に入れるような癒やしの空間づくりにこだわる。SDGs(持続可能な開発目標)を意識し、ショップ袋は有料制に。プライスカードには、再生紙のバナナペーパーを使う。店舗面積は約9坪。
物販では、厳選したオーガニックの化粧品や雑貨、洗剤などの日用品を提供する。「子どもには本当にいいものを使ってほしい」という考えから、ベビー用品も多数取りそろえた。
人気商品は、中身が一目で分かるクリアボトルのハンドソープ「SODASAN(ソーダサン) リキッドソープ」(850円)や、マスクの内側に一吹きする香り付きスプレー「PERFECT POTION(パーフェクトポーション) マスクスプレー」(1,380円)、喉の乾燥を和らげるマウススプレー「made of Organics(メイドオブオーガニクス) マヌカハニー+カモミールスプレー」(1,500円)など。感染症や花粉症が気になるこの時期は、特に人気だという。
自らも2歳の子どもを持つ直子さんのお薦めは「Baby Orgente(ベビーオルジェンテ)」のベビーフード(各500円)。「有機栽培・農薬不使用で育てた野菜と天然だしを使った離乳食。安全な食品から丁寧に作られており、子どもに安心して食べさせられる」と話す。
「愛育病院のそばという立地もあり、ベビーカーを引いた子連れのお客さまが多い。商品選びの相談にも乗れるので、気軽に遊びに来ていただければ」と直子さん。「今後はワークショップを開いたり、近隣の方々と協力してごみ拾いをしたりと、いっそう地域に貢献できるよう努めていく。地域の皆さまに愛される店であり続けたい」と意気込む。
営業時間は11時~18時。土曜・日曜・祝日定休。