「焼肉ライク 田町芝浦店」(港区芝浦3、TEL 03-3457-1129)が5月7日、田町駅芝浦口のなぎさテラス1階にオープンした。運営はエヌ・アイ・シー(和歌山県)。
同ブランドは2018(平成30)年、ダイニングイノベーション(渋谷区)が一人利用に特化した「焼き肉のファストフード」をコンセプトに発足。FC加盟店を募り、東京を中心に全国に店舗を拡大させている。
エヌ・アイ・シー社による広域品川圏の出店は、五反田西口店に次ぐ2店舗目。注文はタッチパネル式で、1人1台の無煙ロースターを設置する。カウンター席は客同士の目線が合わないよう間仕切りを設け、注文から3分以内の提供を目指すという。店舗面積は約13坪、席数は28席。
同社の焼肉ライク統括店長・赤井亮介さんは「肉の原価は、焼き肉業態の中でも高めの設定にしている。おいしい焼き肉をリーズナブルに提供し、20~40代のビジネスパーソンや学生、食欲旺盛な方の来店を見込んでいる」と話す。
肉は「味や柔らかさ、肉質が優れている」という米国産のチルド肉を、米は岩手県産「ひとめぼれ」を使う。タレは「濃厚コク生醤油だれ」「旨辛コチュジャン」「にんにくおろし」など6種類を用意する。
セットメニューは、「牛タン&匠カルビ&ハラミセット」(150グラム=1,480円)、「メガ盛りセット(バラカルビ&豚カルビ&ホルモン)」(300グラム=1,080円)などを提供する。「バラカルビ」(100グラム=330円)、「ハラミ」(同=520円)、「牛タン」(同=790円)などのアラカルトメニューや、「ごはん・スープ・キムチセット」(200円)も。ご飯は大盛り無料で、11時~17時はお代わり無料になる。
ドリンクメニューは、「生ビール」(グラス=280円)、「ハイボール」(350円)、「コーラ」(250円)などをそろえる。
田町エリアへの出店については、「ビジネスパーソンが多いだけでなく、隣駅である高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発が進めば新しい人の流れも期待できる」と赤井さん。
現在は新型コロナウイルス感染症対策として、座席にアクリル板の仕切りを設置する。「換気設備の無煙ロースターが活躍してくれている。煙だけでなく周囲の空気を吸い込むため、約2分30秒で客席全体の空気が入れ替わり、密閉環境の回避につながる」と赤井さん。「オープンしたてながら、早くも活気にあふれている。より良い空間を提供していきたい」と来店を呼び掛ける。
現在の営業時間は、11時~22時(通常営業時は23時まで)。6月末まで「牛タン&匠カルビ&ハラミ」(200グラム=1,480円)を1,280円で提供する。