「高級食パン専門店 真打ち登場 戸越銀座店」(品川区平塚2、TEL 03-6426-6037)が1月16日、戸越銀座商店街にオープンした。運営は楓(かえで)(台東区)。食パン製造監修はジャパンベーカリーマーケティング(神奈川県)。
「高級食パン専門店 真打ち登場 戸越銀座店」店内(写真提供=楓)
2019(平成31)年11月に千駄木店から始まった同ブランド8店舗目。2年間で10店舗を構える計画を立てたところ、テークアウト需要の高まりとスタッフ確保がスムーズなことから、想定より順調に店舗数が増えてきたという。店名の「真打ち」には、「和」をテーマに「最高の力量を持つ存在」という意味を込める。
店舗ごとに店内のアートコンセプトを違え、同店は「和と洋の調合」をテーマに和食器を飾る。店舗面積は約72平方メートル。販売はテークアウトのみ。
戸越銀座商店街への出店経緯について、広報担当者の鈴木亜耶乃(あやの)さんは「全国的にも知名度がある商店街で、老若男女問わず活気がある。3つの商店街が力を合わせて集客に取り組む点にも注目した」と話す。
メニューは、きめの細かさとしっとりとした口溶けが特徴の「翔舞(しょうま)/プレーン」(2斤=800円)、サンマスカットレーズンを使った「華蓮(かれん)/レーズン」(同=1080円)ほか、「黒雅(みやび)/カカオ」(1斤=980円)、「小町(こまち)/あんこ」(同=1,080円)など。パンには、独自製法で作る小麦粉、国産バター、ローズソルトなどを使う。
今後の展望について、「地域の皆さまに愛されるよう成長していきたい」と鈴木さん。「ユニークな店構えで、味覚や嗅覚だけでなく視覚でも楽しんでもらえたら」と意気込む。
営業時間は10時~19時。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、1組ずつの入場制限を設け、キャッシュトレーの使用を促す。また入り口にアルコール消毒液を設置し、従業員のマスクやグローブの着用を徹底する。