品川のホテルプールで来場者220%増-猛暑や原油高の影響か

プール遊びを楽しむ子どもたち。写真は今年のプール開き時のもの。(写真提供/グランドプリンス新高輪)

プール遊びを楽しむ子どもたち。写真は今年のプール開き時のもの。(写真提供/グランドプリンス新高輪)

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 グランドプリンス新高輪(港区高輪3)と品川プリンスホテル(港区高輪4)のプールは今年の夏休みシーズン、猛暑や原油価格高騰の影響などもあってか、例年以上の賑わいを見せている。

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 グランドプリンス新高輪のプールは、家族向けの「スカイプール」と高校生以上限定の「ダイヤモンドプール」の2つ。プールサイドライブラリーやプールサイドヨガなどのオリジナル企画で、他施設との差別化を図った。日中の最高気温が30度を越えた8月3日に最高利用者数を記録し、合計入場者数が約450人に到達。入場者数の累計は対前年比約120%で、猛暑が続く8月末まで来場者数は増加傾向にあるという。

 同ホテル企画広報担当の竹田賢康さんは、「『高輪かぶとの森』や『ターシャ・テューダー展』などのイベントへの来場者がプールも利用しているようだ。相乗効果が見られる」と話す。料金は大人=4,000円、子ども=2,000円(土曜・日曜・祝日と8月9日~17日までは、大人=6,000円、子ども=3,000円)。

 一方、室内プールと屋外プールのある品川プリンスホテルは、家族連れやカップルでにぎわっている。同プールは当初、宿泊客とパスポート購入者のみに開放していたが、夏季限定で付帯施設とのセットプラン「プール&シネマ」(大人=4,000円、子ども=2,800円)、「プール&グルメ」(5,200円)を販売。また、今年から「プール&アトラクション」(3,900円)を用意し、ピーク時には2つのプールの入場者数が前年比約220%を記録した。

 同ホテル企画広報担当の杉田理絵さんは「天候に恵まれたことも入場者増加の要因のひとつだが、原油価格高騰の影響でガソリン価格が上昇し、遠出しない家族が同一施設内でレジャーを楽しむ傾向にあるようだ。映画を観た後にプールに入ったり、プールの後にディナーを楽しむなど、ホテル内の施設で夏休みを満喫してもらいたい」と話す。

 営業時間は、グランドプリンス新高輪「スカイプール」=10時~17時(7月19日~8月24日は10時~20時、9月15日まで)、「ダイヤモンドプール」=10時~17時(7月19日~8月24日は9時~17時、9月7日まで)。品川プリンスホテル「室内プール」=8時~11時、13時~16時、18時~21時、「屋外プール」=9時~18時(9月7日まで)。

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