クリオネ専用の小型水槽「キュリオ」-ジェネシス・ワールドが発売

名前の「キュリオ」とは、クリオネとアクアを合わせた造語。

名前の「キュリオ」とは、クリオネとアクアを合わせた造語。

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 ペット用品の製造や販売を手がけるジェネシス・ワールド(品川区東五反田1)は9月中旬、クリオネを手軽に飼育できる観賞用小型水槽「キュリオ」の販売を開始する。

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 クリオネは、オホーツク海などに生息する巻貝の仲間。体長は約0.5~3センチの範囲で雄雌同体。成長すると完全に貝殻を失い、羽ばたくようにして水中を泳ぐことから「流氷の天使」と呼ばれている。クリオネを飼育・鑑賞するには、水温を5℃前後に保ち 自然界の海に近い水流が必要。

 同商品は、クリオネ鑑賞用の飼育水槽として開発された。水温は常時3℃に設定し、アクリル二重造で結露を防止。重さ約5キログラム、高さ30センチ、横23センチ、奥行き26センチ。LEDディスプレー機能を搭載しているため、インテリアにもなる。

 同社の原口博社長は「今までクリオネは、飼育、捕獲などが非常に難しく、水族館やイベントなどでしか見ることができなかった。そこで手軽に鑑賞できる小型水槽の販売を決めた。各種公共施設や家庭でもクリオネを鑑賞してほしい。温暖化と流氷の関係を通じて地球環境を意識してもらえれば」としたうえで、「今後は購入代金の中から、オホーツク海に役立てできる募金設立を考えている」とも。

 本体価格は89,250円。販売台数は限定300台。

氷の妖精「クリオネ」を期間限定展示-しながわ水族館(品川経済新聞)風船にひっつく深海魚「フウセンウオ」人気に-品川アクアスタジアム(品川経済新聞)水族館で「魚が花見」?-桜を飾った水槽に「ナメダンゴ」(品川経済新聞)キュリオ特設サイトジェネシス・ワールド

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