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大井町の四季劇場「夏」が閉館 ロングラン作品「ライオンキング」は9月から有明へ

『ライオンキング』ファイナル公演の特別カーテンコールの様子

『ライオンキング』ファイナル公演の特別カーテンコールの様子

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 大井町駅近くの四季劇場「夏」(品川区広町2)が6月12日、11年の歴史に幕を下ろした。

6月12日で閉館した四季劇場「夏」

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 四季劇場「夏」は2010(平成22)年7月にオープンした全国9番目の劇団四季専用劇場。「舞台と客席に一体感がある濃密な空間」をコンセプトに工費20億円で建設された。こけら落とし公演は『美女と野獣』。『リトルマーメイド』を経て、2017(平成29)年7月から『ライオンキング』を上演していた。

 当初の予定では、『ノートルダムの鐘』を最後に閉館を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同作の公演を中止。『ライオンキング』の公演期間を延長し、閉館を迎えた。

 『ライオンキング』は、ライオンの子・シンバの成長物語で、アフリカのサバンナを舞台に、生命の営みや心の成長を描いた作品。都内から観劇に来たという男性は「ライオンキングは時代によって見え方が大きく変わる作品。こんな時だからこそ感じることがあった。観られて本当によかった」と話す。

 同作品は、無期限で休むことなく公演を続ける「ロングランシステム」を採用。1998(平成10)年の東京初演以来、22年5カ月にわたって公演を行ってきた。観客動員数は延べ約1294万人、四季劇場「夏」での最終公演は1万2994回目に当たる。

 同劇場の閉館に伴い新たな専用劇場「有明四季劇場」が今年9月、有明ガーデン(江東区)に開館する。特別カーテンコールでは「大井町から有明へ」と書かれた幕が下り、シンバの父・ムファサ役を務めた内海雅智さんが「9月からは有明四季劇場に舞台を移し、さらなるロングランに挑む」とコメントすると、観客はスタンディングオベーションで応えていた。

 同エリアは東京オリンピック開催後、JR東日本によって「大井町周辺広町地区開発」計画が進められる予定。隣接するキャッツシアターも再開発のため6月20日公演を最後に閉館する。

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