「餃子(ぎょうざ)とめしの包琳(ぱおりん)」(品川区大崎3、TEL 03-6417-3661)に7月28日、冷凍品の自動販売機が設置された。運営は「六厘舎」などラーメン事業を手掛ける松富士食品(千代田区)。
設置場所は店舗入り口ドア横。販売メニューとして、店頭で提供する商品を冷凍した「生餃子」(24個=1,000円)と「特製餃子タレ付き 生餃子」(20個=1,000円)、「六厘舎」ブランド商品の「六厘舎つけめん」(1食=900円)を用意する。支払いは現金のみ。
ギョーザには「簡単な作り方」と「本格的な作り方」、つけめんには「おすすめの食べ方」を記載した説明書が付く。
戦略推進部課長の名久井守さんは、ギョーザのタレについて「長年にわたって六厘舎で培った技術を詰め込んだ特製醤油(しょうゆ)ダレに、ライム酢を絶妙なバランスで加えた。ギョーザをたくさん食べても胃がもたれにくく、すっきりと飽きない味わいになっている」と話す。
「各商品の売れ行きにあまり差はないが、特に『生餃子』24個入りが人気の様子。利用層は幅広く、珍しがってスマホで写真を撮る方もいる。『友達にも教えてあげよう』『営業時間外でも購入できるのがうれしい』といった声を聞いている」と名久井さん。「店内に入らずにいつでも購入できるので、お店の味を自宅で気軽に楽しんでほしい」とほほ笑む。