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大井町・東急線高架下に「台湾夜市」 戸越から移転、常連のインド料理店主に誘われて

「台湾夜市」内観

「台湾夜市」内観

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 「台湾夜市」(品川区大井1、TEL 03-6303-7576)が東急大井町線大井町~下神明間の高架下に移転オープンして1カ月がたった。経営はシバインターナショナル(同)。

ママの鈴木恵さん

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 同店は2018(平成30)年に戸越中央商店街で開店。移転後はインド・ネパール料理店「シバ」の地下1階スペースを利用する。店内の装飾は、台湾の屋台の雰囲気を取り入れる。店舗面積は約15坪、席数はテーブル23席、カウンター3席。店内は全席禁煙。

 「ママ」として店を切り盛りする鈴木恵さんは台湾出身で、同店の開業前は五反田で中華料理店を17年営業していた経験を持つ。移転の経緯について「再開発に伴い、戸越の物件を移らなければいけなくなった。常連客で『シバ』代表のセルチャン・ハリさんが『良かったら一緒にやらないか』と声を掛けてくれた」と話す。

 フードメニューは担々麺、エビワンタン麺、ルーロ飯、ルーロ米粉(びーふん)、ルーロ麺、冷担々麺(以上850円)、エビワンタンスープ、「台湾槓丸(ごんわん)スープ」(以上500円)を提供する。ルーロもやし(400円)、紹興酒蒸し鳥(650円)、豚足、台湾皮蛋(ピータン)(以上450円)、中華風茄子(なす)(800円)、花枝丸、餃子(3個=450円)、水ギョーザ(500円)、ショーロンポー(3個=500円)、海鮮春巻(550円)なども。

 鈴木さんは「お客さんが『ルーロ飯』を食べた時に『台湾で食べた本場の味で感動した』と言ってくれたのがうれしかった。台湾人が小さい頃から親しんでいる家庭料理を味わってもらえると思う」と話す。

 ドリンクメニューは「カールスバーグ」(グラス=330円、中ジョッキ=550円)、「アサヒビール」、「キリンビール」(以上、瓶=650円)、「玉露入りサワー」、レモンサワー、ジントニック(以上450円)、梅酒、「杏露酒」(以上550円)、「角ハイボール」(480円)、麦焼酎「知心剣」(グラス=550円、ボトル=3,100円)、紹興酒「三国演義(18年)」(同=550円、同=3,000円)、ソフトドリンクなどをそろえる。台湾産の「蘋果西打(アップルサイダー)」や「黒松沙士(ヘイソンサースー)」(以上300円)なども。テークアウト可。客単価は、昼=800円、夜=4,000円。

 「家族のように接しながらお客さんをおもてなししたい。家みたいな感じでゆっくりと食べに来てもらえたら」と鈴木さん。「台湾の家庭料理は油っこくないので、食べやすいはず。大井町で一番の台湾料理店になれるよう頑張りたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~14時、17時~23時。当面は21時まで。月曜定休。新型コロナウイルス感染症対策として、アクリル板を設置し、店内の換気や消毒をするほか、スタッフはマスクを着用する。来店客にはマスク着用と、手指のアルコール消毒、検温をお願いする。

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