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大井町駅前に「トリキバーガー」1号店 鳥貴族系列店の新業態、海外展開も視野に

オープン記念セレモニーの様子

オープン記念セレモニーの様子

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 チキンバーガー専門店「TORIKI BARGER(トリキバーガー) 大井町店」(東京都品川区東大井5、TEL 03-6260-0906)が8月23日、JR・東急大井町線大井町駅前にグランドオープンした。経営は鳥貴族ホールディングス(大阪府)のグループ新会社TORIKI BARGER(同)。

セットメニュー

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 鳥貴族系列の新業態。新築ビルのテナントを利用し、1階にレジカウンター、2階に飲食スペースを設ける。店内は一方通行で、退店時はエレベーターか店外の階段を利用する。店内にレジ2台のほか、セルフレジ1台を設ける。店舗面積は約56坪。席数は54席。

 大井町エリアの出店について、TORIKI BARGER社長の高田哲也さんは「23区内で物件を選んだ。大井町は3線が接続するターミナル駅で、人口が昼夜で大きく変わらないため、1号店の出店に最適だと考えた」と話す。

 フードメニューには国産食材を使う。バーガー類は単品390円、ポテトSとドリンクMが付くセット590円。揚げたチキンフィレとレモンマヨを挟む「トリキバーガー」、もも肉の照り焼きを使う「焼鳥バーガー~てりやき~」、胸肉にシナモン風味の甘辛ソースをかける「ヤンニョムチキン」、「チキンカツ」「つくねチーズバーガー」のほか、白バンズと蒸し鶏を使いヘルシーに仕上げたという「サラチキン(柚子胡椒(ゆずこしょう)マヨ/バジル)」を提供する。

 サイドメニューは、ポテト(S=190円、M=250円、L=350円)、クリスピーチキン(プレーン、カレーチーズ)を用意する。エッグタルト、「トリキプリン」「北海道ソフトクリーム」(以上190円)などのデザートも。

 ドリンク(S=190円、M=250円、L=350円)は「ペプシコーラ」、ジンジャーエール、「オレンジ100」、「メロン」、コーヒー、和紅茶などをそろえる。

 朝メニューは、「たまごロール」「あんバターロール」「ベーコンエッグ」「サラダチキン」、「コロッケバーガー」(以上、単品=290円、ニョッキボールとドリンクMが付くセット=490円)を販売する。単品の「ニョッキボール」(190円)も。

 商品開発マネジャーの中山由香里さんは、「国産食材にこだわった調達力が強みの一つ。持ち帰り後もおいしく食べられるよう、バンズの粉の配合やカツのパン粉を工夫した」と話す。メニューは年4回ほど新商品発表や入れ替えを検討する。

 同店の売り上げ目標は年商2億円。3年で都内を中心に直営店10~20店の出店を目指し、その後はフランチャイズ制度の導入や海外展開も視野に入れる。

 開店当日は10時から記念セレモニーを行った。鳥貴族ホールディングス社長の大倉忠司さんは「鳥貴族の立ち上げ以来、TORIKI BARGERは第2の創業の思い。今後は海外進出、ゆくゆくは世界のTORIKI BARGERとして成長したい」とあいさつ。テープカットとくす玉割りが行われ、店頭に並んでいた利用客が拍手で迎えられた。オープン記念として、缶バッジを進呈するほか、トートバッグ(390円)を数量限定で販売する。今月25日まで。

 営業時間はモーニングメニュー=7時~10時30分、デイメニュー10時30分~21時。テークアウトのモバイルオーダーには24日から対応する。新型コロナウイルス感染症の対策として消毒液の設置、座席のパーティション設置、施設内の定期的な消毒などを行う。

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