カフェ「DUCT COFFEE LAB(ダクトコーヒーラボ)」(品川区在原3、TEL 03-6426-9980)が武蔵小山パルム商店街にオープンして1カ月がたった。運営は飲食業を手掛けるMAIPE(世田谷区)。
2018(平成30)年に開店した代官山店に続く、同ブランド2号店。場所はインドカレー店「スパイスカフェ87サタースィ」隣。コンクリート構造で、中2階と地階に分かれる。店舗面積は29坪。席数は35席。
出店の経緯について、マネジャーの木村麻美さんは「数年前にパルム商店街で働いていたとき、地元の人や来店客の温かさに触れて、いつかこの商店街に出店したいと考えるようになった。物件の構造にも魅力を感じた」と話す。
フードメニューの「パフィン」は、海外のスコーンをヒントに考案したオリジナルスイーツ。パンやマフィンのような柔らかさが特徴で、日本の一般的なスコーンよりもふんわりした食感という。
店内のオーブンで焼くパフィンのフレーバーは、「ブルーベリー&クリームチーズ」「バナナ」「チョコバナナ」(以上407円)、「チョコレートチャンク」(427円)の4種類。「ブルーベリー&クリームチーズ」はイートインの場合のみブルーベリーソースをかけて提供する。
武蔵小山店限定メニューには、「バタークロワッサン」(220円)、「チョコレートクロワッサン」(286円)、「ポンデケージョ」(2個=286円)、「バタープレッツェル」(418円)、「グレーズドドーナツ」「チョコレートドーナツ」「ホワイトチョコレートドーナツ」(330円)などもある。
ドリンクメニューは、ハンドドリップコーヒーは「オリジナルブレンド『深煎(い)り』」(495円)、「デカフェ『深煎り』」(594円)など。「エスプレッソ」(330円)、「チャイティーラテ」(630円)、ラテアートを施した「カフェラテ(589円)」などもそろえる。武蔵小山店限定の「オーガニックブラッドオレンジソーダ」「オーガニックザクロソーダ」(以上660円)も。いずれもテークアウトできる。
今後について、「休日の混雑に対応し、テーブルや座席数の見直しを予定している」と木村さん。「店名には、店に訪れた人たちのコミュニケーションの風通しを良くして、気持ちいい空間を作りたいという思いを込めている。商店街の新たな交流の場になれば。忙しい毎日でも、一杯のコーヒーを楽しむ時間はゆったりと過ごしてほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~20時。新型コロナウイルス感染症の対策として、常時換気するほか、入り口で検温を実施し、消毒液を設置する。座席にはしぶき防止のアクリル板を設置する。