「東海道品川宿サイダー」が11月1日、旧東海道沿いの商店街の店舗に並び始めた。企画・販売は「クロモンカフェ」(品川区北品川2)。
「東海道品川宿サイダー」グッズの「専用グラス」(写真提供=クロモンカフェ)
ラベルのデザインはTAIYO GRAFFITI。旧東海道沿いの商店街で過去に使ったフラッグのイラストを手直ししたという。製造は「スワンサイダー」などを手掛ける友桝飲料(佐賀県)。
ご当地サイダー企画の経緯について、「クロモンカフェ」店主の薄葉聖子さんは「長く残していける地域の品を作りたかった。TAIYOさんとは13年ほど前、品川手づくり市の出店で知り合った。以前に描いてもらった商店街のフラッグがすてきで、こんなラベルのサイダーがあったらいいなと考えていたのが始まり」と話す。
価格は1本330ミリリットル入り=300円。ギフトバッグ付きの3本セット(1,000円)、「専用グラス」(600円)も用意する。
販売場所は、「クロモンカフェ」の1階マルシェスペースのほか、「ゲストハウス品川宿」、「zakka+café La ccapi(ラ・カピ)」(北品川1)、「大塚酒店」、「マルダイ大塚好雄商店」(北品川2)など。
11月20日・21日はサイダー発売記念イベントとしてTAIYOさんの作品展「家にあるもの全部出しま~す!!展」を開催する。会場は「クロモンカフェ」1階のマルシェスペース。当日はサイダーを販売するほか、焼き菓子などの出店が並び、ミュージシャン・保利太一さんによるアコースティックライブを行う。
薄葉さんは「炭酸は強め。一般的なラムネの瓶よりもやや大きなサイズで、フルーツポンチなどのおやつ作りや、お酒の割り物も向いている。散歩中や銭湯帰り、カフェ、居酒屋でのおしゃべりのお供にもなれば。飲み終わった瓶はぜひ飾って楽しんで」と呼び掛ける。