「VALX GYM(バルクス ジム)」(品川区小山3)が武蔵小山商店街パルムにオープンして1カ月がたった。運営はフィットネス分野のメディア事業を手掛けるレバレッジ(渋谷区)。
店舗を監修するトレーナーの山本義徳さん(写真提供=レバレッジ)
同社のマッスルブランド「VALX」は、トレーナー・ボディビルダーでユーチューブチャンネル「山本義徳 筋トレ大学」を配信する山本義徳さんが監修。プロテインやサプリ、グッズなどを販売している。同ジムはVALXブランドのフィットネスジム1号店で、山本さんが導入マシンの選定やサービス価格の設定など、店舗運営に携わる。
開店の経緯について、同社広報担当者は「日本は諸外国に比べ、フィットネス人口が少ないとされる。もっと誰もが無理なく気軽に筋トレできるように、日常的に利用できる低価格帯でのジムを開業した」と話す。
店舗面積は約120坪。ジム内には、タッチパネル式のマシンをそろえるカーディオ(=有酸素運動)エリア、イタリア製のフィットネスマシンブランド「テクノジム」のマシンを充実させたマシンエリア、パワーラックやスミスマシン、ダンベルなどを用意したフリーウエイトエリアの合わせて3エリアを設ける。入口周辺には初心者向けマシンを、奥には上級者向けのマシンを、それぞれ設置する。
月額料金は会員種別ごとに異なる。ゴールド会員=3,278円、シルバー会員=4,378円、レギュラー会員=5,478円。ゴールドとシルバーにはそれぞれ12カ月と6カ月の在籍条件が設けられている。ジムエリアの利用に加えて45分のパーソナルトレーニングを個室で受けられるチケット制プラン(2万7,920円~)も提供。いずれの利用も入会金=5,500円と施設メンテナンス料=5,500円(年額)が別途必要となる。
オプションとして、レンタルロッカー=550円、水素水=1,100円、タンニングマシン=3,300円を用意する。支払いはクレジットカードのみ。
「ジム初心者から上級者まで、すべての方が日々のトレーニング習慣を持つ場所として、ぜひ当ジムを活用してほしい」と広報担当者。今後について、「他のエリアにも出店を進め、トレーニングを通して日本中の健康促進のお手伝いができるよう貢献していきたい」と意気込む。
24時間営業、年中無休。新型コロナウイルス感染症の対策として、入館時に顔認証・検温を行う。消毒液やパーティションを設置し、定期的に店内の清掃や消毒、換気も行う。