食べる

大崎にクレープ店「おおさきっちん」 持ち帰り専門、シェアキッチンの貸し出しも

「おおさきっちん」外観

「おおさきっちん」外観

  • 25

  •  

 クレープ店「おおさきっちん」(品川区大崎3)が大崎エリア・山手通り沿いのエステージ大崎1階にオープンして3カ月がたった。運営は菓子やクレープの製造販売を手掛けるロカナン(同)。

「おおさきっちん」注文口

[広告]

 開店経緯について、店主の井島渚さんは「高校生の頃から店を開くことが夢だった。初期費用を抑えようとキッチンカーから始めたが、通販やマルシェ用の菓子製造ができないなどの理由から、実店舗を開く決意をした。自宅から近く、さまざまな場所へも好アクセスな立地が決め手になった」と話す。

 店内は、1人で店を回せるような動線を意識し、食材や器具の収納を工夫したという。「小さくて愛嬌(あいきょう)のある、すこしおしゃれなお店」をコンセプトに掲げる。テークアウト専門で、店舗面積は5坪。

 クレープは白砂糖・保存料・着色料を使わず、「抹茶スペシャル」「紅茶スペシャル」(以上600円)やホットクレープ「シュガーバター」(350円)、「マシュマロチョコ」「チョコナッツ」(以上400円)などを提供する。季節限定の「いちごチョコホイップ」(600円)、「ダブルバナナチョコホイップ」(550円)なども。

 そのほか、大豆粉やオートミールを使う焼き菓子を日替わりで用意する。「オートミールと米粉の紅茶ビスコッティ」(400円)など。一部はグルテンフリーで提供する。1枚当たりタンパク質30グラム、糖質5グラムの低糖質ナン(500円)もそろえる。

 店舗は、菓子を製造・販売したい人向けにシェアキッチンとして貸し出しも行う。初期投資を抑えながら、マルシェや通販用の菓子・パンの製造・試作・仕込みができる。料金は入会金が5,000円、試作での利用は月1万円~、1カ月5時間の本利用は月1万5,000円~。

 今後について井島さんは「大崎のクレープ店として知られるようになり、地域を盛り上げていけたら。サービス面では、クレープの定期券や回数券のようなものを考えている」と意気込む。

 営業時間は13時~19時。水曜・金曜定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、マスクで接客するほか、消毒液を設置する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース