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武蔵小山にオーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」 タワマン住民の需要見込む

「Bio c' Bon 武蔵小山店」の店内

「Bio c' Bon 武蔵小山店」の店内

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 オーガニックスーパーマーケット「Bio c' Bon(ビオセボン) 武蔵小山店」(品川区小山3、TEL 03-6421-5356)が7月22日、東急目黒線武蔵小山駅前にオープンした。運営はイオングループで小売業を手掛ける「ビオセボン・ジャポン」(中央区)。

総菜コーナー

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 フランス発祥の同スーパーは、ヨーロッパで140店舗以上を展開している。店名はフランス語で「有機の」を意味するbioと、「良い・おいしい」を意味するbonを組み合わせた造語。「オーガニックっていいね」という思いを込めているという。

 日本1号店は2016(平成28)年、麻布十番に出店した。武蔵小山店は国内27店舗目で、場所は駅前タワーマンション「シティタワー武蔵小山」1階。店舗面積は44坪。

 出店の経緯について、同社マーケティング部の井手内静さんは「武蔵小山は大きな商店街がにぎわっており、近年は駅前エリアの再開発も進んでいる。系列店の中では1キロ圏内の世帯数が最も多く、シティタワー武蔵小山に入居予定の約1400世帯の利用も見込んでいる」と話す。「子育て中の共働き夫婦の利用を想定し、オーガニック製品への関心や健康意識が高いと判断した」とも。

 商品は約2000種類以上で、生鮮食品や加工品、調味料、総菜、菓子、冷凍食品などをそろえる。一部商品は国内外から独自のルートで仕入れることで価格を抑えて提供する。

 総菜の日替わり「VEGAN弁当」(753円)や「ザ・低糖質弁当」(1,026円)は、店内に今月のメニュー表を掲示。店内の「バルク」コーナーでは、ナッツ類やドライフルーツ、ポップコーン用の乾燥トウモロコシなど60種類以上を量り売りで提供する。レジ横にはセルフサービスでいれるコーヒーマシン、入り口付近にはペットボトルキャップの回収ボックスも備える。

 井手内さんは「オーガニック製品をお客さまの身近に感じてもらえる店作りをしていきたい。オーガニック製品になじみがない人にも商品を手に取ってもらえるような店を目指している」と意気込む。

 新型コロナウイルス感染症の対策として現在、店内の定期的な換気、入り口に消毒液を設置。レジにはしぶき防止のアクリル板を置く。店内混雑を避けるために入場制限を設け、入店時は手指の消毒やマスク着用、少人数での来店を呼び掛ける。

 営業時間は9時~22時。

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