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白金高輪にカフェ&バー「スウィード」 豆は2つの焙煎所から仕入れ

オーナーの近松拓哉さん(左)と大川恭平さん(右)、店長の垰村(とつむら)勇貴さん

オーナーの近松拓哉さん(左)と大川恭平さん(右)、店長の垰村(とつむら)勇貴さん

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 「cafe&bar sweed(カフェアンドバー スウィード)」(港区高輪1)が白金高輪駅近くにオープンして3カ月がたつ。運営はsweed(同)。

(左から)「めんたいマヨトースト」、「具だくさん野菜スープ」、コーヒー「Focus on」

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 同社は社長の大川恭平さんが、幼なじみの近松拓哉さん、元同僚の遠藤聡史さんと起業。大川さんらは、友人たちと毎朝オンライン上で一緒に資格の勉強などを続けるうちに、「仲間内でつながり、刺激を与えられる場所を作りたい」とカフェ事業を構想し、出店にこぎ着けたという。

 近松さんは、白金高輪エリアについて「当初は秋葉原で開業予定だったが、物件の都合で新しい場所を探すことになった。白金高輪は落ち着きがあり、店の雰囲気にも良い影響がある」と話す。

 ハンガリー料理店「パプリカ ドット フ」跡を全面改装して利用する。店内は白を基調とし、利用者が作業などに集中できるようシンプルな空間を追求した。机は幅が広いものを使い、各席に電源とフリーWi-Fiを備える。店舗面積は16坪、席数は22席。

 看板メニューのコーヒーは、豆の種類や配合などが異なる2種類を用意する。焙煎(ばいせん)所「KIELO COFFEE(キエロコーヒー)」(台東区)の浅いり豆を使う「Chill out(チルアウト)」は、すっきりとした酸味が特徴。「CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS(クラフツマンコーヒーロースターズ)」(山口県)の中深いり豆を使う「Focus on(フォーカスオン)」(以上550円)は、苦味とコクのある味わいを楽しめるという。

 そのほか、エスプレッソ(400円)やカフェモカ、レモネード(以上600円)、ウーロン茶(500円)など。バー営業では「ハイネケン」(650円)、サワー(レモン、カシス、ピーチ=各600円)、「北海道自由ウヰ(イ)スキー9184」(800円)などもそろえる。

 フードメニューは「具だくさん野菜スープ」(単品=500円、ミニバケット付き=600円)のほか、「はちみつ」や「めんたいマヨ」「あんバター」など7種類のトースト(レギュラー=250円~、ハーフ=150円~)、ミックスナッツ(400円~)を提供する。元パティシエで現在はスイーツイラストレーターのSHOKO SHIMADA(ショウコ シマダ)さんが監修した「ディアマンクッキー」(200円)や「生ガトーショコラ」(400円)も。テークアウト可。

 「店内のプロジェクターを活用して、スポーツ観戦や映像の観賞会なども企画していきたい」と近松さん。「コミュニティーの輪を広げて、何かを頑張っている人を応援できる場所にしたい。メンバーとお客さんが集まり、テレビドラマ『木更津キャッツアイ』に登場する喫茶店のような楽しい店になれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は8時~22時。まん延防止等重点措置期間中はバーの営業を停止する。新型コロナウイルス感染症の対策として、入り口に消毒液を設置し、店内を換気する。スタッフはマスクを着用し、来店客には入店時の検温をお願いする。

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