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白金高輪にラーメン店「麺屋リーブル」 フランス料理店が業態変更、チーズ使うスープも

「麺屋リーブル」の外観

「麺屋リーブル」の外観

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 ラーメン店「麺屋リーブル」(港区白金1、TEL 03-6447-7077)が4月25日、白金高輪駅近くにリニューアルオープンした。経営は飲食事業を手掛けるLef(レフ)(港区)。

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 パティスリーレストラン「Libre(リーブル)」の業態変更。オーナーシェフの田熊一衛さんは、パリのレストラン「ドミニク・ブシェ」などでの勤務経験があるという。店舗面積は約14坪、席数はテーブル席=5席、カウンター席=8席。

 業態変更について、田熊さんは「代官山にフレンチレストランのオープンが決まり、その準備期間に白金高輪の店では新しいことをしたいと思った。以前からラーメンが好きで、地元ラーメン店の麺に出合ったことが、新業態のきっかけになった」と話す。

 ラーメンの麺は、田熊さんの出身地・福岡県のラーメン店「麺道はなもこし」から仕入れ、メニューは試作を重ねて開発した。「店名を『ラーメン屋』ではなく『麺屋』としたのは、新しい麺料理の在り方を楽しんでほしいから」と田熊さん。

 フードメニューは、枯れ節やアサリ、ホタテのだしと細麺を合わせた「あっちとコッチの間」(990円)、エビやゴマを使うスープに平麺を使った「海老坦々(えびたんたん)ブルターニュ」、鶏のだしをベースにしたチーズスープに牛の炭火焼きをのせた細麺の「アキテーヌの彼」(以上1,400円)などを提供する。「メニュー名は、その場でふと出てきたアイデアを大切にしている」という。

 サイドメニューは、「野菜たっぷり焼売(シューマイ)」(660円)、「フランスから来たサラミ」(550円)、「本日の鮮魚のカルパッチョ」(720円)、「和牛とニンニクの芽の半チャーハン」(770円)、「イクラと鰹(かつお)節のミニ丼」(650円)、「桜と桃と苺(いちご)のブリュレ」(990円)など。食材に使う野菜は鹿児島県から取り寄せる。

 ドリンクメニューは、「エビスビール」(550円)、「デンマークから届いたラガー」(605円)、ワイン(赤・白・スパークリング=各900円~)などをそろえる。

 田熊さんは「『Libre』時代のお客さまを中心に、ラーメンマニアの方の来店も増えている。ワインとラーメンを組み合わせて注文してもらうのがおすすめ。ペアリングを楽しんで」とほほ笑む。

 営業時間はランチ=11時30分~16時、ディナー=17時~(スープがなくなり次第終了)。水曜定休。

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