京浜急行電鉄(港区高輪2)は7月9日、ビジネスホテル事業の拡大展開を図るためホテルチェーンの名称を「京急EXイン」に決定したと発表した。「EX」は駅から0分という駅からの利便性をイメージさせる、「EXPRESS」や、「EX」の付く英単語の頭文字(EXCELLENT=優れた、EXTRA=特別な、など)にちなんだネーミングだという。
「京急EXイン」は、「駅からすぐ」「快適な居室空間」「高いセキュリティー」など、「従来のビジネスホテルを越えた宿泊機能や快適性などの提供を目指す」(同社)という。予約はインターネットや携帯で簡単にできるシステムを導入し、精算はチェックイン時に完了するため、チェックアウト時の煩雑性を低減した。
1号店は2007年11月に大森海岸駅前にオープンする。1号店以降は、2008年8月に新馬場駅前に2号店のオープンを予定している。新たに子会社である「京急イーエックスイン」を設立し、ビジネスホテル事業の経営を行う。