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東五反田に小料理店「きになる母館ニューヨーク」 系列3号店

店主の平野アミさん(左)

店主の平野アミさん(左)

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 小料理店「きになる母館ニューヨーク」(品川区東五反田1)が4月5日、東五反田の有楽街にオープンした。

日替わりのおばんざいメニュー

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 「きになる嫁デラックス」(西五反田1)「きになる嫁武道館」(同)に続く同ブランド3号店。店舗面積は18坪。席数は18席。1階入り口から細い通路を通って階段を上ると、2階に飲食フロアがある。店内にはL字型のカウンターを設け、壁には系列店の様子を映してライブ中継する。

 店主の平野アミさんは「狭小物件で営業してきたので、この物件を見たときは難しいと思ったが、創業時からお世話になっている料理店『きになるき』のサポートもあり、出店に踏み切った」と話す。店名の由来は「創業時は『嫁』だったが、自分の子どもや従業員を育てて店を続けてきた今、新しい店を出すなら『母』かな、と考えた」と説明する。

 フードメニューは日替わりで、お通しの水炊きやシューマイといった系列店の定番メニューのほか、『きになるき』から仕入れ先を紹介してもらったというマグロ、カウンター前のグリルプレートで焼くウナギ、牛タンなど。注文時はその場で食べたい量を伝えるスタイルで、食事の内容や量によって金額が異なる。

 ドリンクメニューは、1時間ごとのベース料金にビールやハイボール、焼酎、日本酒などドリンクごとの別途料金を加算する仕組み。想定客単価は3,000~4,000円。

 「系列店では、その日のお薦めメニューをおまかせで次々と提供している。新店では、食事の後に来店したお客さまが少しずつつまみながら飲むようなスタイルも取れる」と平野さん。「開店に当たり、常連さんの出資が支えになった。入り口は細いが店内は広々としているので、初めての方もぜひ遊びに来て」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~翌4時(翌2時に来店客がいない場合は閉店)。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内に消毒液を設置する。

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