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五反田に「5坪の武道館」 「きになる嫁デラックス」が五反田ヒルズ内に2号店

「きになる嫁武道館」1代目館長の竹田マリさん

「きになる嫁武道館」1代目館長の竹田マリさん

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 五反田駅近くのリバーライトビル(通称・五反田ヒルズ)2階に10月、「きになる嫁武道館」(品川区西五反田1、TEL 050-3708-0904)がオープンした。

「玉置浩二は田園だととても早口にしゃべる」など、店主の平野アミさんがチョイスした言葉をトイレの壁に飾る

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 同ビル地下1階の小料理店「きになる嫁デラックス」の2号店。店主の平野アミさんが1年かけて育てあげてきたという竹田マリさんが1代目館長に就任した。平野さんも店に立って切り盛りする。

 店内にはカラオケ機器とマイク2本を用意。マリさんは、「お客さん一人一人がいわば『バンドマン』、歌う曲は『ライブのセットリスト』と同じ。その空間にいる人が『ああ、その曲懐かしいね』『それがあったか!』と盛り上がり、1つの流れを楽しめる場所を作りたかった。スナックとは少し違い、当館ではみんなで楽しめることを大切にしている」と話す。

 外装は、店内の様子が見える窓が特徴。「外からでも店内の雰囲気が分かり、初めての人でも気軽に立ち寄ってもらえるように改装した」とマリさん。内装を彩る紫色の壁面は、完成後に塗り直しを依頼したほどこだわったそう。「きになる嫁デラックス」の見どころの1つ、平野さんの言葉が展示されたトイレは「きになる嫁武道館」にも健在。音楽ネタの張り紙を貼っている。「ミッドナイトラウンジ」と名付けた奥の2席は喫煙可。敷地面積は5坪、収容可能人数は約18人。

 料金システムは、チャージ=1,000円、ドリンク=600円~。料理は汁物が中心で、飲み会後の人も楽しめるメニューにしたという。「きになる嫁デラックス」では別途1,000円の追加料金が必要な日本酒などが、「きになる嫁武道館」では、セルフ利用のみ追加料金不要となる。「きになる嫁デラックス」からはしごの利用客は、チャージが半額の500円になる。食事希望者には「きになる嫁定食」(1,000円)も提供する。

 マリさんは「いろいろな世代の人たちがおいしい酒を飲みながら、楽しく歌える場所にしたい。ほかの店で空腹を満たしてから来店するのも大歓迎。ぜひ遊びに来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は月~土曜=22時~。22時以前は、「きになる嫁デラックス」が満席の場合などに利用可能。日曜・祝日=要確認。「きになる嫁デラックス」と共に、利用シーンに合わせた対応が可能。相談は電話で受け付ける。

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