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大崎ニューシティに「ごはん食堂 権米衛」 食堂&カフェの新業態

「おむすび権米衛」に併設する「ごはん食堂権米衛」内観

「おむすび権米衛」に併設する「ごはん食堂権米衛」内観

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 おむすび専門店「おむすび権米衛(ごんべえ) 大崎ニューシティ店」(品川区大崎1)のリニューアルオープンと新業態「ごはん食堂 権米衛」の併設から1カ月がたった。経営はイワイ(北品川5)。

「ごはん食堂権米衛」が提供する「のっけごはん定食」

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 初出店の「ごはん食堂 権米衛」は、コンセプトに「おいしく手軽に心と体をリセットする食堂&カフェ」を掲げる。店舗面積は約40坪。席数は40席。広げたスペースは「サブウェイ 大崎ニューシティ店」跡を改装した。

 同社商品本部マーケティング部の長田沙規子部長は「近隣の会社員の利用が多い立地。隣にあった『サブウェイ』の撤退により、ご飯をもっと好きになってもらえるような新業態を考えた。1人で利用しやすいイートインタイプの定食・カフェ業態のニーズはあるのでは」と話す。

 「ごはん食堂 権米衛」の注文は、セルフ方式を採用。注文客はセットメニューをベースに、ご飯(白米・玄米)、ドリンク、総菜を選び、精算する。想定客単価は800円。

 セットメニューは、「無農薬ごはん・みそ汁セット」(370円)、「無農薬ごはん・とん汁セット」(400円)、「無農薬ごはん 卵かけセット」(580円)を用意する。朝10時までの朝食セット「朝の日替わりのっけごはん」(700円)、「日替わり具材のだし茶漬け」(500円)、「卵かけごはんセット」(580円)も。米は、無農薬・無化学肥料で栽培されたものを中心に、店舗ごとに契約する農家から仕入れる。同店は不定期で生産者が変わり、現在は「岩瀬グループ」(福島県)のコシヒカリを使う。

 ご飯に乗せて食べる「のっけ総菜」は、「野菜たっぷりキーマカレー」「国産大豆のしみしみ肉豆腐」(以上380円)、「茨城県井上農場の春キャベツかつ煮」「タケノコとナスのピリ辛マーボー」(以上400円)などを提供する。

 サイドメニューは、「米粉さっくり唐揚げ」(80円)、「北海道産クリームコロッケ(カニ)」(150円)、「三陸産さばのみそ煮」(190円)、「滋養卵の厚焼き玉子」(180円)、「五目ひじき煮」(110円)など約10種類をそろえる。

 ドリンクメニューは「有機コーヒー」(350円)、「有機ちらん和紅茶」(300円)、「有機ちらん抹茶ラテ」(450円)、「瀬戸田レモンの手作りレモネード」(500円)、など8種類を用意する。

 長田さんは「『食堂』と名乗っているが、今後はカフェとしても利用しやすいよう、ドリンクに合うスイーツも開発したい。女性の来店が多いため、今後も一人で入りやすい店としてアピールできたら」と意気込む。

 「ごはん食堂 権米衛」の営業時間は、平日=8時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。「おむすび権米衛」の営業時間は7時~15時、土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症の対策として、イートインのテーブルとセルフカウンターに飛沫防止用のボード、入り口に消毒液を設置する。スタッフはマスクを着用する。

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