野外上映イベント「品川オープンシアターvol.10」が9月3日・4日、品川駅港南口エリアの品川シーズンテラスイベント広場(港区港南1)で開催される。運営は品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局。
過去開催時の様子(写真提供=品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局)
2016(平成28)年に始まった同イベント。芝生の広場に設置した巨大なスクリーンで映画を上映する。今回が10回目で、2夜連続の上映は初。
3日は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」、4日は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」を上映する。同事務局広報の柳瀬まなみさんは、「2018年に上映した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好評だったことや、約2年ぶりの開催でイベントが戻ってきたという意味も込め、シリーズ続編に決めた」と話す。会場内は、同作品の重要なアイテムである時計台を模した入場ゲートなど、映画の世界に入り込めるようなセットを組むという。
映画の鑑賞は無料。新型コロナウイルス感染症防止のため、映画鑑賞エリアへの入場は事前予約制とし、公式サイト内で受け付ける。
日中は「品川こうなん一箱古本市」を開催する。品川シーズンテラス内や港南エリアのワーカー、周辺住民が各1箱分ほどの古本を持ち寄り、フリーマーケットの形式で販売する。企画協力は品川シーズンテラスのテナント企業で、古本市を全国で開催してきたアール・アイ・エー。
「同社からの提案を受けて企画が実現した。古本市を通して、ワーカーと地域の方のコミュニケーションを図りたい」と柳瀬さん。同会場では、フードやドリンクなどのキッチンカーも出店する。
柳瀬さんは「野外の開放的な空間で、古本市やキッチンカー、映画上映など、丸一日をここで楽しんでもらえれば」と笑顔を見せる。
開催時間は11時~21時。「品川こうなん一箱古本市」=14時~18時、映画の上映=19時~21時。