「品川シーズンテラスイルミネーション2022」が12月1日、品川シーズンテラス(港区港南1)で始まった。主催は品川シーズンテラス。企画・運営はエリアマネジメント事業を手がけるクオル(渋谷区)。
2016(平成28)年から続く同イベント。2015(平成27)年に開業した同施設を中心に、品川港南エリアの活性化を目的とする。
今年のコンセプトは「青の結晶」。青色を基調としたイルミネーションに加え、水や霧、レーザーなどを使った演出を行う。
点灯するイルミネーションは、品川シーズンテラス入り口の大階段・アトリウム・カナールの3つのゾーンごとに異なる。大階段には青色のLEDライトを1段ごとに設置。屋内のアトリウムではレーザーを上から照射し、床や来場者の服や髪などに光が当たるよう調整している。
遊水路を設けた屋外のカナールでは、樹木に電飾を飾り、霧にレーザーを照射して不規則で穏やかな光を演出する。イルミネーションエリアの奥に東京タワーや高層ビル街の光を望むことができるように設計。オフィス街ならではの景色を楽しめるようにしたという。
イベントに合わせ、現在、品川シーズンテラスの周囲で開催されているイルミネーションイベントを記載したマップを制作し、オンラインで公開。マップでは、品川シーズンテラス、Wビル、コクヨ東京品川オフィス(以上、港南1)、シティタワー品川(港南4)、品川インターシティ、品川イーストワンタワー、アトレ品川(以上、港南2)の各イルミネーションを紹介する。
クオルの五月女(そうとめ)郁弥さんは「地域の人はもちろんエリア外に住む人にも、イルミネーションを目当てに品川港南エリアへ足を運んでもらいたい。品川シーズンテラスだけでなく、港南エリア一帯に広がるイルミネーションを楽しんでもらうことが品川の町を知るきっかけになれば」と話す。
点灯時間は17時~22時。12月25日まで。