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五反田TOCに「旬八青果店」 大崎広小路店が移転営業、退店から約1カ月で

「旬八青果店 五反田TOC店」外観

「旬八青果店 五反田TOC店」外観

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 「旬八(しゅんぱち)青果店 五反田TOC店」(品川区西五反田7)が1月5日、TOCビルの地下1階にオープンした。経営はアグリゲート(東品川2)。

「旬八青果店 五反田TOC店」店内

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 「あなたにとっておいしい青果を」をコンセプトに、青果や弁当などを販売する同ブランド。都内に6店舗を展開する。青果は主に大田市場(大田区)から仕入れるほか、バイヤーが全国各地から買い付けているという。

 TOC店は大崎広小路店の移転オープン。前店舗は、東急池上線大崎広小路駅前高架下の自転車ショップ「STYLE-B」の一区画を間借りしていた。しかし昨年の夏、STYLE-Bの10月末閉店が決定。同所での営業継続を目指したものの条件面で折り合いがつかず、11月末日で退店した。新店舗はTOCビル地下1階エスカレーター近く。店舗面積は約18坪。

 開店の経緯について、同社広報の佐藤麻美さんは「大崎広小路店には多くのお客さんが通ってくださり、急な閉店が決まった後も、このエリアで店を続けていきたいと考えていた。大崎広小路店退店のポスターを見たTOCの方から声をかけてもらい、出店に至った」と話す。

 青果は50種類以上をそろえる。野菜は、タマネギ(1玉80円)や、ニンジン(1パック150円)、サツマイモ「シルクスイート」(1本80円)、「王様のアボカド」(1玉380円)、長崎産の「大雲仙(だいうんぜん)トマト」(1玉180円)、全店で人気だという「愛菜(あいさい)ファームさんのミニトマト」(1パック150円)などを販売する。イチゴ「職人のとちおとめ」(1パック680円)や、ミカン「せとか」(1袋280円)、輸送中に房から取れてしまったバナナをばら売りする「もげちゃったバナナ」(1本40円)などの果物も。

 そのほか、肉や農産加工品、調味料、菓子類なども用意する。「雲仙高原赤豚 豚バラしゃぶ」(450円)や「国産紅はるかの干し芋」(330円)、「旬八ドライフルーツ」(230円)、「黒酢のぽん酢」(300円)、「半熟ソースせんべい」(280円)など。

 平日・土曜のランチタイムには弁当やサラダを販売する。商品は、「鶏の唐揚げ 紅しょうが」や、「ブリの照り焼き」(以上680円)、「ポークカレー」(500円)、「野菜たっぷり惣菜(そうざい)弁当」(750円)、「野菜たっぷりサラダ」(500円)など。

 「この辺りはスーパーがやや離れているので、買い物に困っていた在住・在勤の方々に当店が重宝されているのをひしひしと感じる」と佐藤さん。「TOCはビルの建て替え工事が決定しているので、将来的には周辺エリアで再度物件を探し、営業を継続していきたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。

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