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2023年上半期の品経PV1位は大井町のフルーツサンド店 波止場移転は2位に

「築地果汁創作所」外観

「築地果汁創作所」外観

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 品川経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキングは、フルーツサンド・カットフルーツ店「築地果汁創作所 大井町店」(品川区大井1)のオープンを報じる記事が1位を獲得した。

販売するフルーツサンドやカットフルーツ

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 ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 大井町に「築地果汁創作所」 旬の果物を使ったフルーツサンド販売(1/10)

2. 大井町にとんかつ店「波止場」 西小山から移転、コースメニューも(4/25)

3. 西五反田エリアに「彬龍華66」 ヤザワミート系列、初の中国料理店(1/16)

4. 武蔵小山~大井町・高輪ゲ駅に東急バス新路線 羽田空港連絡便の延伸も(3/1)

5. 戸越公園駅近くに「クルームクレープ」 友人3人で開業、ミニクレープも用意(3/24)

6. 品川神社の例大祭が4年ぶり開催へ みこしを担いで53段の石段を上り下り(5/26)

7. 五反田駅最寄りに12年ぶり「マクドナルド」復活 アトレ初出店、24時間営業で(4/28)

8. 不動前に「ビストロベーカリー タツミ」 中目黒のビストロ新業態、総菜パン中心に(3/14)

9. 西五反田に洋食デリ「アルブル」 ローストチキンは36時間かけて調理(4/5)

10. 白金高輪にカヌレ専門店「ルトレーズ」 戸谷尚弘シェフが「ガスタ」に次ぐ出店(4/27)

 2022年11月にオープンした「築地果汁創作所 大井町店」は、大井町駅西口エリアでフルーツサンドやカットフルーツのほか、パフェ、冷凍ケーキ、ドライフルーツをテイクアウトで販売する。

 同店を運営するKamaben(カマベン、同)社長の初瀬勇輔さんは、視覚障がい者柔道の全日本選手権で7連覇を果たし、2008(平成20)年の北京パラリンピックに日本代表として出場した経歴の持ち主。「店には手話通訳者が立ち寄ることもあり、障がいの有無に関わらずさまざまな人が触れ合える場にしていきたい。オリンピックやパラリンピックの選手、ろう学校の生徒が店で接客体験をすることもある」と話す。

 開店後の反響について、「毎日買いに来てくれる常連客もできた。季節が変わるタイミングで旬の果物を使った商品に変わるので、一年を通して楽しんでもらえれば」とほほ笑む。オープン時は定休日を設けていたが、現在は毎日営業する。

 2位にはとんかつ店「波止場」の西小山から大井町への移転、3位にはヤザワミート系列初の中国料理店「彬龍華66(はんりゅうか ろくろく)」の開店を伝えるニュースがランクインした。新しい飲食店のオープン情報以外では、東急バスの新路線や、4年ぶりの開催となった品川神社の例大祭にも注目が集まった。

 2023年上半期の広域品川圏では、コロナ禍で中止となっていたイベントが以前と同じ規模で開催されるようになってきた。飲食店の出店も多数あり、少しずつ活気を取り戻していく街の様子を引き続き届けていきたい。

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