テイクアウト専門のピザ店を併設したシェアオフィス「BIZcomfort(ビズコンフォート)品川Skyway(スカイウェイ)」(港区港南2)が、品川駅港南口の京王品川ビル2階にオープンして3カ月がたつ。管理・運営は、全国各地にコワーキングスペースやレンタルオフィスを展開するWOOC(品川区西五反田2)。
「BIZcomfort品川Skyway」コワーキングスペース
同ブランドは全国に130拠点以上を展開し、広域品川圏には五反田や大井町、荏原中延など7拠点を設ける。同社オフィス事業戦略チームで主任を務める栗原光さんは、品川拠点の立地について、「駅直結で屋根付きのペデストリアンデッキがあり、雨の日でもぬれずに通えるのが特長」と話す。
同店のデザインコンセプトは「アーバン×ノスタルジック」。「当拠点が、ビジネス街である品川とファミリー層が多く住む北品川の間に位置していることを意識した」と栗原さん。店舗面積は約112坪。施設内には、47席のコワーキングスペース、4席のテレホンブース、モニター付きのミーティングブース1部屋、サテライトオフィスや支店開設にも利用できるレンタルオフィスブース22部屋を設ける。フリードリンク利用可。
利用時は、1日利用のライトプラン(2,200円)を除き入会金1万1,000円が必要。月額プランとして、「全日プラン」(1万7,600円)、「土日祝プラン」(6,600円)、全国の拠点を利用できる「全拠点プラン」(1万9,800円、8月1日より2万2,000円)、法人登記・ポスト利用・全拠点利用のオプションが付く「固定席プラン」(3万8,500円)を用意する。
初の試みとして、テイクアウト専門ピザ店「ニコラスピザハウス 品川Skyway店」を併設する。運営は東京ケータリング(新宿区)。同ブランドは1954(昭和29)年、ピザレストラン「ニコラス」として六本木で創業。国内で最初期にアメリカンスタイルのピザを広めたといわれている。品川Skyway店以外では、1972(昭和47)年に開店した新橋の「ニコラスピザハウス」(港区)を営業する。
メニューは、「ニコラスピザ」(レギュラー=2,400円、スモール=1,600円)、「ニコラスドッグ」(900円)、「ソレントピザ」(トマト&モッツァレラ=800円、バジル=850円)、各種ドリンク(150円)。「飲食店とのコラボは以前から構想があり、仕事中に片手でも食べられるピザが良いと考えていた。利用者からの評判も上々」と栗原さん。
栗原さんは「今後は、ニコラスピザとのイベントや施設内でのセミナー、ビジネス交流会なども開催していきたい」と意気込む。
施設は24時間利用可能。無休。ニコラスピザハウスは11時~18時。土曜・日曜・祝日定休。施設利用者以外でもテイクアウト購入可。