食べる 買う

西五反田にインテリアショップ「POINT NO.39」 目黒から移転、店舗面積3.5倍に

「POINT NO.39」外観

「POINT NO.39」外観

  • 24

  •  

 インテリアショップ「POINT NO.39(ポイント ナンバー サーティーナイン)」(品川区西五反田7、TEL 03-6421-7393)が8月26日、五反田TOCビル近くに移転オープンした。経営はCLOWN AND SONS(クラウンアンドサンズ、目黒区)。

「POINT NO.39」1階

[広告]

 社長の杉村聡さんが2010(平成22)年に個人商店として創業し、インテリアストリートといわれる目黒通りに出店。「1920年代ヨーロッパの雰囲気を持つアメリカ」のスタイルを中心に、オリジナル照明やビンテージ家具を販売する。

 新店舗は2階建ての倉庫兼オフィス跡を改装し、同社のヘッドオフィスの機能も備える。店舗総面積は約248平方メートルで、移転前のおよそ3.5倍。店舗看板はサインペインターのNUTS ART WORKS(ナッツアンドワークス)が手がける。

 移転について、同店マネジャーの稲穂浩司さんは「商品数が増えて旧店舗が手狭になり、約3年前から少しずつ検討を進めてきた。天井が高く雰囲気があり、私たちの店に合った物件が見つかったのも決め手になった」と話す。

 1階は天井高3.4メートルで、同店オリジナル照明のほぼ全商品を展示し、ショールームの機能を持たせる。「無垢(むく)の真ちゅう素材を使い、自然な経年変化を楽しめるのが特徴。ゆとりある空間で大型照明もじっくり見てもらえるようになった」と稲穂さん。

 移転前から同店に併設する「SUNAO COFFEE(スナオコーヒー)」は以前、林試の森公園でキッチンカー販売をしていたという。ハンドドリップでいれたコーヒー(420円~)や自家製シロップのレモンスカッシュ、ジンジャーソイミルク(以上500円)などを用意するほか、新たにシュガーバタークレープ(350円)なども提供する。席数はカウンターのみ5席。テイクアウト可。

 2階は「欧米のアンティークモールのような空間」をイメージし、欧米を中心とした1920~70年代のビンテージ家具や雑貨をそろえる。リペア工房を備え、修復の様子を見ることができる。

 「長く愛用できるものを販売していきたい。幅広い年代のお客さまが、私たちの想像を超えたすてきな組み合わせで、照明や家具を住まいに取り入れてくださるのがうれしい」と稲穂さん。「広くなった店舗を生かした情報発信やゲストを招いたイベント開催など、新しい動きも始められたら」とほほ笑む。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。「SUNAO COFFEE」の営業時間は12時~18時。現在は火曜・水曜定休で、今後の営業日はインスタグラムで告知する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース