目黒に九州の食材と地酒にこだわる「九州酒場」-22歳店長が奮闘

オープン当日に22歳の誕生日を迎えた店長の佐藤侑司さん。

オープン当日に22歳の誕生日を迎えた店長の佐藤侑司さん。

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 目黒駅東口の目黒通り沿いに10月23日、九州の食材を使用した料理と焼酎を提供する居酒屋「九州酒場 目黒店」(品川区上大崎、TEL 03-3443-9229)がオープンした。

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 同店の店長は、福岡県出身の佐藤侑司さん(22)。高校を卒業後、上京し別の飲食店で働いていたが、今回のオープンにあたり知人だった同店経営者から店長を任された。店舗面積は10坪。席数はカウンター=14席、テーブル=16席。ターゲットは目黒駅近隣のサラリーマンやOLで、客単価は2,000円~2,500円。

 食材は、ほぼ毎日九州から仕入れている。主なメニューは、熊本産の「馬刺(サガリ肉)」(480円)、宮崎産の日向赤鶏タタキ(480円)、鹿児島産の自家製「さつま揚げ」(380円)など。「黒豚メンチカツ」(480円)は生パン粉を使用し、サクサクの衣にこだわる。熊本産の「馬すじ」(180円)のおでんは、牛すじに比べて軟らかく甘みが強いという。

 ドリンクは、九州の芋焼酎を中心にそろえる。主なメニューは種子島の「島千両」(1杯=450円)、鹿児島の「伊佐美」(450円)、「村尾」(500円)、大分の麦焼酎「泰明」(450円)など。焼酎は日々銘柄を入れ替えている。

 佐藤さんは「豊富な種類の焼酎をそろえているので、ブランドにこだわらずいろいろ試して自分に合った焼酎を探す楽しみもある。今後は店長としてもっと勉強し、目黒店をスタート地点として店舗を増やしていきたい。食材は九州から仕入れているので、目黒に住む九州出身の人にぜひ立ち寄っていただき、地元を思い出してもらえれば」と話す。

 営業時間は17時~24時。

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