「Spices Curry Synergy(スパイスカレーシナジー)五反田店」(品川区西五反田1、)が10月24日、目黒川沿いの「リバーライトビル(通称=五反田ヒルズ)」に移転オープンした。経営はメディアル(目黒区)。
同ビル2階のスナック「あすなろ」店内をランチタイムのみ活用する。店舗面積は約5坪。席数はカウンター=6席。支払いはキャッシュレスのみ。
大阪本店、中野店に続く3店舗目で、恵比寿からの移転。大阪本店は、2021年から3年連続でミシュランのビブグルマンを取得している。店主の原彩さんが育児とカレー店の経営を両立してきた経験から、各店舗のスタッフは子育て中の母親や芸能界を目指す女性たちなどを積極的に採用している。
中野店、五反田店をフランチャイズ展開するメディアル社長の新田(しんでん)和正さんは「賃貸契約の都合で移転先を探していた。ランチ需要が高い五反田エリアで、ワンオペのため1人で店を回せる規模の物件を探していたところ、『あすなろ』の店主と知り合い、店舗を使わせてもらうことになった」と話す。
カレーは1日20食限定。小麦粉を使わず、食材とスパイスのみで作る。メニューは、チキンカレー、「ポークジンジャーカレー」(以上1,000円)、2種のあいがけカレー(1,200円)を提供する。トッピングは、半熟卵にフライドオニオンとスパイスをかけた「スパイス卵」や、サバ、コマツナ、トウガラシの一種であるブート・ジョロキアを煮詰めた辛口の「ジョロキアキーマ」(以上200円)。あいがけカレーにトッピング2種類をのせた「あいがけスペシャル」(1,600円)も用意する。
同店スタッフは「厨房とカウンター席が隣接し、お客さんとの距離が近くなったため、感想や反応を目の前でいただけるようになってうれしい」と笑顔を見せる。新田さんは「働く女性を応援したいという思いが根底にあるので、ワンオペで回せる規模の店を増やしていけたら」と話す。
営業時間は11時30分~15時。売り切れ次第終了。土曜・日曜定休。