「バル THREE PiECE(スリーピース)」(品川区戸越5、TEL 03-6426-6333)が12月2日、戸越公園駅前にオープンした。
「anemOne cafe(アネモネ カフェ)」跡の居抜き物件を活用した同店。店舗面積は約13坪。席数は、カウンター3席、テーブル席16席の計19席。子ども用椅子1脚を備える。
店主の伊藤さんは20代前半までバンド活動を続け、イタリアンやフレンチ、和食店で20年以上働いた経歴の持ち主。開店の経緯について、伊藤さんは「anemOne cafeオーナーの知り合いから9月に声をかけられ、オープンを決めた。自分の店を持つのは初めてだが、大田区出身で中延に住んでいたこともあり縁を感じた」と話す。
店名の由来は、祖父の代から営む実家の工場名「三和」から。「i」を小文字にしたのは、ガールズグループ「BiSH(ビッシュ)」など、バンド名っぽくアレンジしたという。「店内のBGMは、自分の好きなロックや料理に合う音楽を自らセレクトする」とも。
メニューは「ハーブやスパイスを効かせた料理がお薦め」と伊藤さん。ランチは「柔らかチキンと季節野菜のスープカレー」(1,480円)、ディナーは半熟卵を混ぜながら食べる「やわらか牛すじとポテトサラダ」や、和のテイストが味わえる「鯛(タイ)の昆布〆(しめ)カルパッチョ~わさび醤油(しょうゆ)のビネグレット~」(以上680円)などを提供する。
ドリンクメニューは、クラフトビールの「幸民麦酒」「ブルックリンラガー」「常陸野 だいだいエール」「常陸野 ホワイトエール」(以上750円)を用意する。そのほか、「生ビール(一番搾り)」(ピルスナー=680円、ジョッキ=750円)、自家製のサングリア(赤・白、650円)、イチゴや白桃など果肉入りのサワー(各580円)、ハイボール(各680円)なども。ワインは、「ロバートモンダヴィ(赤・白)」(4,500円)など9種類をそろえる。クラフトビールの種類は定期的に変更する予定。
「提供した料理を皆さんに残さず食べていただけるのでとてもうれしい。オープンして間もないが、何度も通ってくださるお客さまもいる」と伊藤さん。「テレビを店内に設置したので、ワールドカップなどのイベントに合わせてスポーツバーのような観戦デーを作りたい。今後はディナータイムの貸し切りにも対応していけたら」とも。
営業時間は、11時30分~15時(土曜・日曜は16時まで)、17時~22時。月曜定休。