「餃子専門 八宝亭 本店」(品川区西五反田1、TEL 03-6420-3301)が9月20日、西五反田にオープンした。経営はエムピーキッチン(渋谷区)。
ラーメン店「天下一品」跡を全面改装して使う。店舗面積は17.5坪。席数は、カウンター=15席、テーブル=6席。店名には、客、地域の人々、商品、家族、居場所、従業員、取引先、運の「8つの宝」を大切にしていきたいという意味を込める。「どこか懐かしいふらっと入れる中華屋さん」をテーマに、赤いイスやカウンターテーブル、壁のメニュー表などで「昭和感」を演出したという。
開店の経緯について、店主の鈴木伸さんは「一口ギョーザなどを軽くつまんで飲み屋を何軒もはしごする博多スタイルを定着させたい。ギョーザ専門店が東京に少ないことも理由の1つ」と話す。「五反田エリアは通行人も居酒屋も多い。街に活気があるので出店した」とも。
フードメニューは、ニンニクやニラを使わず、小さなサイズのあんを薄い皮で包む「ぎょうざ(1皿6コ)」(330円)など。博多スタイルで、卓上調味料にゆずコショウやかぼすポンズを用意する。「ギョーザはその日に店内で包んで提供している。ムラのない焼き加減で表面がパリッと中がジューシーに焼き上がる特注の鉄板を導入した」と鈴木さん。「スープぎょうざ」(430円)や、「にら玉」(580円)、蒸し焼きでコラーゲンを焦がして羽根にした「羽根付焼き豚足」(880円)なども用意する。ギョーザのみテイクアウト可。
ドリンクメニューは、「ジャンボ酎レモン(1リットル)」、「ジャンボ酎プレーン(同)」(以上1,200円)や「ビール(生)」(600円)、「同(中瓶)」(650円)、「日本酒(冷・かん)」(400円)、「焼酎(麦・芋)」、「CHOYA梅酒」、「ハイリキ(レモン・プレーン)」、「紹興酒」、「ウーロンハイ」(以上500円)、ソフトドリンク(400円)などをそろえる。
鈴木さんは「1人か2、3人の少人数で、ギョーザとともにお酒をサクッと飲むスタイルの店。気軽に来店してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は15時~翌3時(日曜・祝日は23時まで)。