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戸越公園駅前にカフェ「ルシータ」 フードはグルテンフリー、テイクアウトも

店主の用田真純さん(右)と、ネイリストの佐藤良絵さん

店主の用田真純さん(右)と、ネイリストの佐藤良絵さん

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 カフェ「Lucita(ルシータ)」(品川区戸越6)が、戸越公園駅近くにオープンして2カ月がたった。

「Lucita」店内

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 店名は、スペイン語で「輝く」を意味する「Lucir(ルシール)」と、「かわいい」を意味する「Bonita(ボニータ)」を組み合わせた造語。店の看板に使うロゴとイラストは、店主の用田(もちだ)真純さんの子どもがデザインしたものをベースに作成したという。

 「Tabby's Café(タビーズカフェ)」跡を居抜きで使う。子どもを横に座らせて食事がしやすいよう、テーブル席の壁側にはベンチを置く。店舗面積は約10坪。席数はカウンター=6席、テーブル=8席。

 店内奥には、ネイリストで、用田さんのママ友である佐藤良絵さんが営むネイルサロン「niko.nail(ニコネイル)」を併設する。

 用田さんはこれまで、小麦粉を使わないグルテンフリーの焼き菓子やサンドイッチを「Tabby's Café」や総菜店「味蕾庵(みらいあん)」(品川区旗の台3)に卸していたほか、地域のイベントに出店して売っていた。卸し先だった「Tabby's Café」の閉店をきっかけに、その物件を使って実店舗を出したという。

 「アレルギーを持っている知人がきっかけで、グルテンフリーの商品を作り始めた。卸し先の旗の台エリアには病院がたくさんあり、アレルギーを持つ人が店に立ち寄る機会が多かったため、需要の高さを感じていた」と用田さん。「街の開発によって、戸越エリアは住民がこれからもっと増えるだろうと期待している」とも。

 グルテンフリーのメニューをメインに提供する。デザートは「米粉シフォンケーキ」(単品=600円、ドリンクセット=1,100円)、「米粉パンケーキ」(同=800円、同=1,300円)などをそろえる。そのほか、雑穀ごはんが付いた「本場チキン南蛮」「デミグラス角煮」(以上1,200円)などの定食や、米粉で作ったパンを使った「こだわりベーコンサンド」「牛焼肉風サンド」「ドライカレーサンド」(以上1,200円)などをそろえる。食事メニューには全て小鉢、スープ、ドリンクが付く。

 ドリンクは、コーヒー、紅茶(以上530円)、カフェラテ、ミルクティー、チャイ(以上600円)、自家製シロップで作るレモネード(560円)などを用意する。生ビール(600円)やハイボール(550円)などのアルコールも。

 「忙しい人でもさっと寄れるよう、テイクアウト用のショーケースと窓口を作った。戸越エリアは家族連れが多いため、小さい子どものいるファミリー客がリピートしてくれている」と用田さん。「今後は商品を通信販売し、全国にもグルテンフリーの商品を届けていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~17時(金曜・土曜は22時まで)。月曜・火曜定休。

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